日本BD社、「BD キエストラ™ InoqulA」、「BD キエストラ™ ReadA」新発売 微生物検査のオートメーション化を促進

2021.05.14

 

日本ベクトン・ディッキンソン社(本社:東京都港区、代表取締役社長:阿知波達雄 以下、日本BD社)は、微生物検査の工程を自動化するBD キエストラ™ ソリューションから、スタンドアローンで設置可能な「BD キエストラ™ InoqulA(ビーディー・キエストラ・イノキュラ)」と「BD キエストラ™ ReadA(ビーディー・キエストラ・リーダ)」を2021年5月13日に発売開始した。昨年11月に発売した「BD キエストラ™ IdentifA」に加え、この度、2機種がスタンドアローンタイプに加わったことで、限られた検査室スペースでも全自動装置の導入が可能となった。

 

医療機関では日常的に尿や喀痰・糞便などのさまざまな検体から感染症の原因となる微生物を特定し、適切な投薬による治療が行われている。近年、感染症への意識が世界的に高まっていることに伴う検査数の増加や、薬剤耐性(AMR)対策、医療に従事する労働人口の減少、働き方改革といった社会の変化により、医療現場の検査体制は効率化と迅速性、安定性が求められている。また、微生物検査は感染性疑いの検体を多く取り扱う業務ではあるものの、他の検査と比べて多くの作業工程が手作業で行われているため、医療従事者が安全に作業できる環境の確保や検査技師の熟練度による品質の差も課題とされている。

BD キエストラ™ ソリューションは、微生物検査室のそういった一連の工程の自動化を通して、「医療従事者の安全」や「業務の標準化」、「業務効率の向上」を実現し、より安定した検査体制の構築および迅速な検査に貢献。

今回、発売された2機種は全自動のメリットを生かしつつ、限られたスペースでも設置しやすいスタンドアローンタイプで、検査室のスペースや環境に適したタイプを選択することで検査の自動化を段階的に進めることが可能。

 

 

従来、検体を培地に塗布する作業は臨床検査技師の経験差に左右されやすく塗布結果にバラつきが生じていたが、「BD キエストラ™ InoqulA」の導入によって臨床検査技師の技量に左右されなくなり、安定した塗布結果を得ることができるようになった。

特に、夜間帯などで経験豊富な微生物検査技師が不在の場合においても、菌血症や敗血症などが疑われるケースでは、一刻も早い検査開始が求められます。そのような場合でも、「BD キエストラ™ InoqulA」により時間を問わない検査の早期開始、安定した塗布が可能。

 

「BD キエストラ™ ReadA」は塗布された検体を培養管理するふらん器で、庫内に設置されたロボットアームが決められた培養時間で培地をピックアップして培養状況を高感度カメラで撮影・記録。撮影された画像は、PC上で確認ができ、現物に触れることなくどのコロニーを次の検査に進めるかを特定できる。

 

半自動モード搭載「BD キエストラ™ InoqulA」で多くの検体を同一のワークフローで処理

自動化機器は特性上、機器に合った検体容器に変更しなければならない場合がある。「BD キエストラ™ InoqulA」では、全自動モードに加え、検体接種のみを手動で行う半自動モードを搭載しているため、検体容器の種類を問わない。安全キャビネットをオプションで搭載することで、安全に作業を行える。また、緊急性の高い検体を優先処理する割り込み機能は、医療現場のニーズに合わせた迅速な検査に貢献。

BD キエストラ™ InoqulA (安全キャビネット付き)

手動による検体接種を可能にする半自動モード

 

 

最適な培養環境・時間管理で培養工程の標準化、培養状態のデジタル画像をリモート確認できる「BD キエストラ™ ReadA」

「BD キエストラ™ ReadA」はふらん器内の温度やCO2濃度を一定に保つことによって、培養から判定までの時間を短縮。また、庫内に設置されたロボットアームが、定期的に培養した菌の状態を高感度カメラで撮影し、画像をオンラインで確認できる。加えて、撮影レーンと培地の挿入レーン、取り出しレーンがそれぞれ独立しているため、ピークタイムでの遅延を軽減。撮影された画像は検査室以外の場所や他拠点でもPCで確認が可能なため、コロナ禍のリモートワークにおいても作業効率を高め、検査に携わる医療者の多様な働き方をサポートする。

 

BD キエストラ™ ReadA(スタンドアローンタイプ)

デジタル画像で培養状況の確認・判定

 

 

関連製品

BDキエストラ™ IdentifA」

販売名     : BD キエストラ IdentifA

製造販売届出番号 : 07B1X00003000178

発売日     :2020年11月19日

 

 

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