『Trend Frontier ~担当者に聞く 機器&日常のススメ~』第6回

2011.07.25
デンタルX線画像(2枚)
シンプルな操作性のDICOMゲートウェイ
アルカナ装置本体
『Trend Frontier ~担当者に聞く 機器&日常のススメ~』は、
メーカご担当者様に注目製品だけでなく、ご自身についても
語っていただくコーナーです!  

第6回は、クロステック(株)の長沼成明氏に、CR技術のスペシャリ
ストと放射線の専門家がタッグを組み、純国産で誕生した口内
法CR「アルカナ」についてご紹介いただきました!

●貴社製品についてのご質問

・ご担当の製品についてお教えください。
口内法CR「アルカナ」や、特定目的MRI「コンパクトTスキャン」「ヴェサリウス・スイート」等の画像診断装置を担当しています。

・その中で今いち押しの製品をお教えください。
口内法CR「アルカナ」です。歯科の口内法撮影に特化した、純国産のCRシステムです。

・その製品の特徴をお教えください。
①微妙な脱灰が見やすい対数応答による低コントラスト分解能を実現しました。お蔭様で、特に画質において大変高い評価を頂いています。
②院内情報システムとシームレスな連携運用が可能なDICOMゲートウェイを実装しています。歯科規格撮影の10/12/14枚法にも対応しており、また、歯式情報の付加も行えます。
③ハードウェア・ソフトウェアのシンプルな操作性です。例として、イメージングプレートのサイズは3種類ありますが、装置に投入するだけでサイズを自動判別し、読み取りを開始します。

・その製品を導入されたお客様からはどんな反応がございますか。
「アルカナ導入後、患者様の院内待機時間が少なくなり、診療科から評価頂いている」とのお声を頂きます。患者様にも当製品を通じて貢献でき、嬉しく思います。

・その製品はどのような場所での活躍が期待できますか。
一般撮影は殆どの施設様でのデジタル化された一方、口内法撮影はフィルム運用されている施設様がまだ多くあります。当装置が施設様における医療画像の一元管理に寄与できればと考えます。

・今後その製品はどのように発展していき、どのような分野に活躍の場を広げていくとお考えですか。
販売開始後、ユーザー様から頂く貴重なご意見を反映し、製品の進化を図ってきました。よりシンプルな操作性を追求しつつ、更なる付加価値をご提供し続けます。

●ご担当者様自身についてのご質問

・休日は何をされていますか。
音楽活動が多いです。トロンボーンの演奏自体も楽しいですし、音楽を通じて幅広い友人を得られるので止められないです。また、音楽で得られた経験が仕事に役立つことも結構あります。

・おすすめの旅行先をお教えください。
丘陵地帯に小さな美しい村が点在しているイギリスのコッツウォルズ地方です。絵本から飛び出したおとぎの国のような風景が広がっていて、幸せな気分になれると思います。

・座右の銘をお教えください。
為せば成る為さねば成らぬ何事も。

クロステック
http://www.crosst.co.jp/