RadFan2022年3月号

定価2,900円

目次

特集1
オートプシー・イメージング 2022

CLINICAL REPORT

企画:小林智哉(茨城県立医療大学 放射線技術学科)、塩谷清司(聖隷富士病院 放射線科)

・死因究明等の推進に関する政策評価結果について
花井 光(総務省 四国行政評価支局長)

・AiからAIへの展開を可能とする必須条件とは ─人と人を結ぶ縁(えにし)に恵まれて─
稲井邦博(福井大学学術研究院医学系病因病態医学講座分子病理学) ほか

・人工知能を用いた死後CT画像における肺野の領域抽出
松延佑将(福岡工業大学 情報工学部 情報システム工学科) ほか

・遺体の身元確認におけるAi画像の役割
今泉和彦(警察庁科学警察研究所法科学第一部生物第二研究室)

・当救命救急センターにおけるAi-CTの特徴
須田千秋(佐久医療センター 救命救急センター)

・九州国立病院機構施設のAiの現状と救急医療施設における経験
井手口大地(国立病院機構 熊本再春医療センター)

・当院におけるAiの取り組み
中川太樹(医療法人至誠会保利病院/九州A(i Autopsy imaging)研究会)

・救急医療Aiで求められる診療放射線技師の画像チェック
高橋伸光(奥州市総合水沢病院)

・Ai認定診療放射線技師からみた救急医療Aiの課題
田代雅実(福島県立医科大学)

・「日本オートプシー・イメージング(Ai)技術研究会」から学会設立に向けて
阿部一之(日本オートプシー・イメージング(Ai)技術研究会 会長)

・JSAiTの研究班によるCT等に関するアンケート結果
江端清和(公益社団法人 日本診療放射線技師会) ほか

・心肺停止後の嫌気性代謝を反映する血液検査項目 ~死後CTにおける心臓ガス所見から探る~
萩田智明(一般社団法人巨樹の会 新武雄病院 医療技術部 放射線科) ほか

・Aiにおける老衰死について ~超高齢化地域での寿死™を考える~
大川剛史(四万十町国保大正診療所) ほか

・Aiとグリーフケア
町田光司(青森県警察医会 会長/社団医療法人 白鴎会 理事長)

・Ai従事者のための法医学の基礎知識
奥田貴久(日本医科大学形成外科学/日本大学医学部社会医学系法医学分野)

・大学法医学領域におけるCT装置活用の現状
大澤資樹(東海大学医学部基盤診療学系法医学領域)

・X線撮影、X線CT、MRIおよび頭部DSAを用いた死後画像撮像について
山本智朗(杏林大学保健学部診療放射線技術学科) ほか

・解剖実習における肉眼解剖所見とご遺体のCT・MRI画像対比による教育
上野仁之(杏林大学医学部肉眼解剖学) ほか

・遺体専用CTを用いた採血方法の考案
齋藤 創(Department of Radiological Technology, Tsukuba Medical Center Hospital) ほか

・死亡時医学検索推進会議による院内状況の変化
吉田昌弘(筑波メディカルセンター病院 放射線技術科) ほか

・海外のテレビドラマに登場したバーチャル・オートプシー
山盛萌夕(筑波メディカルセンター病院 放射線技術科) ほか

新連載 医療AIのチカラ
Vol.1 キヤノンメディカルシステムズ株式会社
・超解像画像再構成技術「PIQE」の開発について

連載
【MY BOOK MARK ~本当に使いやすい製品がこの中に~】
・No.41 放射線治療装置Halcyon「痒いところに手が届く」デザインと機能
大吉 一(国立がん研究センター東病院 放射線技術部放射線治療技術室) ほか