[ECR2013 Expert’s On-site Report]ECR2013見聞記-EIBIRへの初参加:辻岡勝美(藤田保健衛生大学)

2013.03.09

辻岡勝美先生(藤田保健衛生大学)より、CT関連のECR最新トピックスを春のウイーンからお届け頂きました!
 
 
 今回はECRと同時に開催されているEIBIR(European Institute for Biomedical Imaging Research)について報告します。
 今年のEIBIRのテーマは「IMAGINE:Novel technology that shapes radiology」というもので、Oncological image analysis、Quantitative image analysis、IVR&CADと3つの分野で口述発表とソフトウエアのデモが行なわれていました。前回お伝えしましたようにECRではPhysicsの分野のセッションが少ない印象があります。その代わり、医用画像工学であるEIBIRは充実しております。特に会場横に設置されたデモ会場では、実機デモ、ポスター、資料配布と至れり尽くせりの内容でした。
 今回、Quantitative image analysisのセッションに参加しましたが、72席ある会場は満席でした。ただし、ECRとは別組織のため運営がイマイチで、PCは各自持ち込み、マイクは座長・演者とも無し、しかしアットホームなセッションでした。
 
 

EIBIRの会場。小さな研究会のような雰囲気でした。

 
 

EIBIRのDemonstrationの様子
発表後、講演会場の隣の部屋で実機を使った説明が行なわれていました。