東陽テクニカ、医療クラウド上で先端読影支援処理サービス「ClearRead XR-PAL」を開始

2018.04.10

 東陽テクニカ(株)は、医療クラウドPACSで高いシェアを誇るNOBORI(株)と提携し、胸部X線骨組織透過/経時差分クラウドサービス「ClearRead XR-PAL」の提供を2018年6月より開始する。本サービスは、東陽テクニカ(株)の先端医療画像処理ソリューション「ClearRead XRシリーズ」を使用して、クラウド上で胸部X線骨組織透過処理および経時差分処理を行うものだ。NOBORI(株)の医療クラウドサービス「NOBORI-PAL」のひとつとして提供する。2018年4月13日(金)~15日(日)にパシフィコ横浜で開催される“2018国際医用画像総合展(ITEM2018)”に「ClearRead XRシリーズ」を展示する。

 胸部X線画像検査は、比較的検査時間が短くさらに低被ばくという特徴から、健診施設を含む多くの医療機関で撮影されている。しかし、X線画像から得られる情報量は限られており、僅かな病変を検出する読影業務には豊富な知識と経験が求められる。にもかかわらず、放射線専門医や呼吸器専門医が年々減少しているため、特に健診の現場では専門外の医師が胸部X線画像読影を担当しているケースも多く見受けられ、病変の見落としの防止や読影時の心的負担を軽減する読影支援策や補助技術が長らく求められてきた。東陽テクニカ(株)はこの支援策の一環として、僅かな病変の見落とし防止や診断精度の向上に貢献する先端医療画像処理ソリューション「ClearRead XRシリーズ」として、胸部X線骨組織透過処理ソリューション「ClearRead BS」および胸部X線経時差分処理ソリューション「ClearRead +Compare」を、2014年より国内で販売してきた。
 
「ClearRead BS」は、胸部X線画像の肋骨や鎖骨などの骨組織を透過させ、骨組織と重なり検出が困難であった肺結節や異常陰影などの視認性を向上させる画像処理技術だ。また、さらなる画像処理技術を搭載した「ClearRead +Compare」は、同一患者の現在と過去の画像から骨組織を透過させるとともにその差分を抽出し、経時的変化部分を強調した画像を生成する。あらゆる装置で撮影した画像に対し処理が可能なため、撮影装置の更新や増設の際、選択肢を狭めない。
 「ClearRead XR シリーズ」の導入には専用サーバーを設置するが、院内に専門医が不在または検査数が比較的少ない開業医やクリニックなどの中・小規模施設も手軽に活用できるよう、この度、NOBORI(株)の医療クラウドサービス「NOBORI-PAL」のひとつとして、胸部 X 線骨組織透過/経時差分クラウドサービス「ClearRead XR-PAL」の提供を開始する。初期費用を抑え1検査毎の課金方式により、先端の画像処理を低コストで利用することができる。
 東陽テクニカ(株)は、先端医療画像処理ソリューション「ClearRead XR」シリーズを様々な方式で提供することで、医療機関のリスクマネジメント強化をサポートするとともに、病気の早期発見、国内の予防医療を支援し続けていく。

【「ClearRead XR-PAL」サービス】
 本サービスは、従来院内に設置した専用画像処理サーバーで実施する骨組織透過処理および経時差分処理を、NOBORI(株)の医療クラウドサービス「NOBORI-PAL」を用いて1検査毎の課金方式で利用できるようにしたものだ。本サービスは、同社から国内のお客様に提供する。
●サービス名:胸部X線骨組織透過/経時差分クラウドサービス「ClearRead XR-PAL」
●サービス開始時期:2018年6月(予定)

【「ClearRead XRシリーズ」※1の特長】
 本シリーズには、以下2つを含みます。
●「ClearRead BS」:胸部X線骨組織透過処理ソリューション
●「ClearRead +Compare」:胸部X線経時差分処理ソリューション

・肺組織の視認性を劇的に向上させる 骨組織透過処理、経時差分画像を生成
・胸部 X 線画像上の病変の見落とし防止、 気づきの促進
・読影時の医師の心的負担を軽減
・放射線・呼吸器の専門外の医師を強力にバックアップ
・経営者のリスクマネジメントに貢献
・国内外あらゆる胸部X線装置で撮影された画像に対応
※1 製品名︓画像診断用ソフトウェアWink(胸部画像処理パッケージClearRead Pkg)
医療機器認証番号︓227AGBZX00043000

東陽1
<オリジナル画像>

東陽2
<骨組織透過処理画像>

東陽3
<経時差分処理画像>

「ClearRead BS」サイト:https://www.toyo.co.jp/medical/products/detail/id=110
「ClearRead +Compare」サイト:https://www.toyo.co.jp/medical/products/detail/id=75

【2018国際医用画像総合展(ITEM2018)出展のお知らせ】

 最新の医療画像機器および周辺機器が一堂に会する総合展示会“2018国際医用画像総合展(ITEM2018)”に出展し、東陽テクニカブースに「ClearRead XR シリーズ」を展示する。また、テクマトリックス(NOBORI)ブースに、胸部X線骨組織透過/経時差分クラウドサービス「ClearRead XR-PAL」を展示する。

■会期:2018年4月13日(金)~15日(日)
■会場:パシフィコ横浜
■ブース番号:東陽テクニカ:ブースNo.413/テクマトリックス(NOBORI):ブースNo.11

■2018国際医用画像総合展(ITEM2018)公式サイト
http://www.jira-net.or.jp/event/item.html
■「2018国際医用画像総合展(ITEM2018) 出展のお知らせ」
https://www.toyo.co.jp/medical/seminar/detail/item2018.html

●お問い合わせ
株式会社東陽テクニカメディカルシステム営業部
TEL:03-3245-1351(直通)
E-mail:medical@toyo.co.jp

※本記事に記載されている内容は、発表日現在の情報です。製品情報、サービス内容、お問い合わせ先など、予告なく変更する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
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