フィリップス、ワークフローとクオリティを大幅に改善する 画像診断レポーティングシステム「iReport」(アイレポート)の販売を開始

2011.04.07

(株)フィリップスエレクトロニクスジャパン(本社: 東京都港区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は4月より、画像診断レポートを短時間に、分かりやすく作成し、クオリティを大幅に改善できる画像診断レポーティングシステム「iReport」の販売を開始した。
「iReport」は、フィリップスが、京都府下の病院を中心に遠隔画像診断業務を行っている、イメージ・コミュニケーション(株)(代表取締役 西村恒彦氏)との提携に基づいて、取締役でもある、放射線診断専門医 伊藤博敏氏を中心とした、多くの画像診断医の先生方の全面協力により開発した。

ワークリスト画面

レポート作成画面

確定レポート確認画面

「iReport」を採用することにより、フィリップスが販売しているPACS(画像診断システム)のワークステーションとシームレスに連携が可能になり、画像診断ワークステーションの操作と画像診断レポートの作成が一体化し、直観的な操作で詳細かつ分かりやすいクオリティの高い画像診断レポートが短時間に作成できる。
作成された画像診断レポートは、PDFファイルやXMLファイルとして出力が可能で、病院内だけでなく、病・病連携、病・診連携においても、ネットワーク経由で、迅速に画像診断レポートの配信が可能である。「iReport」はWebアプリケーションとして配信されるため、院内のレポート端末や電子カルテ端末のみならず、院外でも画像診断レポートの参照や作成が可能となる。また、遠隔画像診断センターの画像診断レポートの作成や配信を強力にバックアップする。さらには、この最新の「iReport」を多くの画像診断専門医の方にお使いただくため、フィリップスが販売しているPACS以外の他社製PACSとの接続も想定しているので、現在の画像診断レポート作成上の問題やワークフローを改善する。

「iReport」の希望販売価格は、1クライアント(サーバ込)につき100万円からで(税込、仕様により異なる)、2011年度の国内販売台数は、確定レポート配信も含み50セットを見込んでいる。

(株)フィリップスエレクトロニクスジャパン代表取締役社長ダニー・リスバーグは、「昨今、検査件数の増加と検査あたりのデータ量の飛躍的増加に比べ、画像診断専門医の負荷が顕著となっている。フィリップスはhealth and well-being のリーディングカンパニーとして、「iReport」を医療現場に導入することにより、作業の効率とクオリティを改善し、患者様のみならず、医師にも優しい医療環境を実現したいと考えている。」と述べている。

「iReport」の導入メリット
1.短時間で、分かりやすくクオリティの高い画像診断レポートの作成が可能
2.優れたセキュリティ管理
3.遠隔読影診断レポート、病・病連携、病・診連携に対応

「iReport」の主な特徴
・ID 毎にワークリストを項目フィルター機能により自由に設定
・HIS・RIS との連携により、必要な検査項目や患者情報を自動入力
・項目を絞り過去の画像診断レポートと画像を含む比較診断
・直接入力、自由設定の定型文入力、音声入力の選択
・3次読影までの承認設定とフィードバック機能など、画像診断医向け教育ツールを用意
・確定した画像診断レポートはティーチングファイルとして管理
・画像診断レポートはHIS 端末等からワンクリックで参照可能、さらにワンクリックでIDS7cx画像参照ビュアと連携
・マンモグラフィー集団検診他、画像診断専用テンプレートを用意

「iReport」(アイレポート)開発の背景
2008年度及び2010 年度の診療報酬の改定により、放射線科領域におけるICT化を図るため、電子画像管理加算や画像診断管理加算が追加された。放射線科領域のICT化の主たる目的は、検査画像の保存管理から、迅速かつ質の高い画像診断レポートの配信に変わり、放射線診療全般のクオリティの向上が求められている。しかしながら、検査件数の増加と1検査あたりのデータ量の飛躍的増加に比べ、画像診断専門医の供給は充分とは言えず、その結果として画像診断専門医の負荷増加が顕著になっている。また、一般的にPACSに付随しているレポーティングシステムは、機能性に優れず使い勝手が良くないという問題点も抱えていた。そのため、画像診断ワークフローの効率化と、クオリティの高い画像診断レポート作成ツール、遠隔画像診断にも対応したシステムの開発が待たれていた。
さらにマンモグラフィー等の予防医学領域においても、画像診断の重要性が増大し、迅速かつクオリティの高い画像診断レポートと、レポートの配信が行えるシステムのニーズが高まっている。
このような背景のもと開発された「iReport」画像診断レポーティングシステムは、画像診断レポートを効率よく作成し配信を可能にするだけでなく、画像診断医間のコミュニケーションツールの機能も備えており、レポーティングシステム上で機能するメール機能、画像診断レポートの2次チェック機能やフィードバック機能等も備えている。また、作成されたレポートから、ティーチングファイルを作成したり、共有したりすることも簡単な操作で実現した。また、研究などの統計資料作成を支援する高度な検索機能やワークリスト機能、患者ごと、あるいは検査ごとのメモ機能など、データ二次活用を簡便にする機能も搭載されている。

●お問い合わせ
(株)フィリップスエレクトロニクスジャパン
広報部 代表
TEL 03-3740-4561

このページの先頭へ戻る