シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス、総合血液学検査装置のラインアップに新たに3機種を追加~コンパクトなサイズで高精度・高効率な検査、廃棄物・ランニングコスト低減に貢献~

2025.09.25

⚫ 少ない試薬数(最大4種類)で廃棄物およびランニングコストの低減に貢献
⚫ 直感的なユーザーインターフェースと分かりやすい異常値表示・精度管理グラフで検査の効率化・標準化に貢献
⚫ コンパクトなサイズで高精度・高効率な検査が可能
⚫ ご施設のニーズに合わせた検体チューブのローディング方式の選択が可能

左から、
Atellica HEMA 520CT 総合血液学検査装置 届出番号:13B1X10041000056
Atellica HEMA 520OT 総合血液学検査装置 届出番号:13B1X10041000057
Atellica HEMA 530 総合血液学検査装置 届出番号:13B1X10041000055

 シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社(東京都品川区、代表取締役社長: 村田 大氏、以下 シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス)は、コンパクトなサイズで高精度・高効率な検査、検査室のランニングコストおよび廃棄物低減に貢献する総合血液学検査装置を9月25日より発売した。
 医療従事者の方々の業務負荷の増大という社会課題に対応すべく、同社の総合血液学検査装置Atellica HEMAシリーズは、検査室のワークフローの効率化と標準化、サステナブルな検査室運営に貢献すべく、直感的な操作インターフェース、検査精度向上のための様々な機能、ランニングコストや廃棄物の削減などを重視して開発されている。2022年発売した、大型の病院・検査センターにおける検査の自動化に貢献する総合血液学検査装置「Atellica HEMA 580」および「Atellica HEMA 570」に加え、この度新たに、小規模なご施設や大型施設のバックアップ機としての導入向けに、コンパクトなサイズの3機種を導入することで、ご施設の規模や課題に合わせて幅広いニーズに対応する。


少ない試薬数(最大4種類)で廃棄物およびランニングコストの削減に貢献

 最大4種類、と少ない試薬数で幅広い血液学検査項目をカバーする。廃棄物量の削減のみならず、ランニングコストの低減に貢献する。


直感的なユーザーインターフェースと分かりやすい異常値表示・精度管理グラフで検査の効率化・標準化に貢献

 本体側面のビルドイン・タッチスクリーンは、機能ごとに色を揃えた表示や大きな操作ボタンなどの直感的な操作が可能なインターフェースを採用し、検査の効率化に貢献する。また異常値を把握しやすいスキャッタグラムにより異常値の見逃し低減に貢献する。難しいトレーニングが不要で、検査の標準化に繋がる。


コンパクトなサイズで高精度・効率的な検査が可能

 「Atellica HEMA 520 CT」および「Atellica HEMA 520 CT」は、幅 39.7cm×奥行 47.7cm、「Atellica HEMA 530」は、幅53cm×奥行 66.8cmと、コンパクトな設置面積でありながら、検査精度向上のための精度管理システムを標準装備しており、高精度で効率的な検査が可能である。小規模なご施設への導入だけでなく、大規模・中規模施設の臨床検査室におけるバックアップ装置としても導入できる。


ご施設のニーズに合わせた検体チューブのローディング方式の選択が可能

 ご施設のニーズに合わせて、検体チューブのローディング方式を選ぶことができる。「Atellica HEMA530」は、オートローダー方式により一度に40本の検体を搭載可能である。「Atellica HEMA 520 CT」は、クローズドチューブ方式、「Atellica HEMA 520 OT」はオープンチューブ方式で検体を吸引します。いずれのローディング方式でも、検体吸引量は20μLと、少ない検体量で測定が可能で、患者さんおよび医療従事者の方々への負荷低減に貢献する。なお、2025年10月3~5日にパシフィコ横浜で開催される「JACLaS EXPO 2025-臨床検査機器・試薬・システム展示会-」の当社ブースに「Atellica HEMA 580」および「Atellica HEMA 530」を展示する。


お問い合わせ先

シーメンスヘルスケア株式会社
https://www.siemens-healthineers.com/jp/