キヤノンメディカルシステムズ、撮影支援機能を充実させた回診用X線撮影装置のハイエンドモデル「Mobirex i9 / Smart Edition」を販売開始

2025.07.31
キヤノンメディカルシステムズの新たな回診用X線撮影装置「Mobirex i9 / Smart Edition」
キヤノンメディカルシステムズの回診用X線撮影装置「Mobirex i9 / Smart Edition」

 キヤノンメディカルシステムズ株式会社(栃木県大田原市。代表取締役社長:瀧口登志夫氏)は、撮影支援機能を充実させた回診用X線撮影装置のハイエンドモデル「Mobirex i9 / Smart Edition(モビレックス アイナイン / スマート エディション)」の国内販売を開始した。

回診用X線撮影装置「Mobirex i9 / Smart Edition」

 Mobirex i9シリーズは、大病院からクリニックまで幅広く使用されているキヤノン製デジタルラジオグラフィ「CXDI-Elite」を搭載した、コンパクトで快適な操作性を追求した回診用X線撮影装置だ。回診用X線撮影装置とは、病棟や手術室、救急処置室などに移動させてその場でX線撮影を行うことができる装置だ。患者さんのベッドサイドに持ち込み、速やかに撮影し診断につなげることから、回診用X線撮影装置には高い機動性が求められる。同シリーズは「CXDI-Elite」の内蔵AECアシスタンス機能「Built-in AEC Assistance(BiAA)」により、被写体に応じた適切なX線撮影時間をサポートすることが可能である。

 今回ラインアップに追加された「Mobirex i9 / Smart Edition」は、より効率的な撮影ワークフローを求めるニーズに応えるため、従来のメインモニタに加え、新たにコリメータ部にモニタを搭載した。これにより、ベッドサイドでのポータブル撮影のサポートとして、操作者の手元で効率的に患者情報の確認やX線撮影条件の調整を行うことができる。また、「Camera Application」を追加することで撮影距離やX線入射角度を表示でき、さらに、レーザーマーカーと連動した「Laser Navigation」により、適切なポジショニングをサポート。撮影支援機能をさらに充実させることで、操作者が患者さんのケアにより集中できる環境を提供する。

お問い合わせ先


キヤノン株式会社 広報部 / キヤノンメディカルシステムズ株式会社 広報室
03-5732-8265

操作者の手元に機能を集約した、コリメータ部に搭載されたセカンドモニタ
操作者の手元に機能を集約した、コリメータ部に搭載されたセカンドモニタ