東芝メディカルシステムズ、「クラウドを利用した健診センター情報管理システムの取り組み」に関するセミナーを開催

category:取材速報
2014.08.01
加藤浩一氏
斎須 亨氏
会場の様子
国際モダンホスピタルショウ2014年の2日目となる7月17日、東芝メディカルシステムズ(株)はHealthcare@Cloudについての講演会を行った。
 Healthcare@Cloudは同社の医用画像外部保存のクラウドサービス。いつでも、どこでも、安全に画像を参照できるシステムである。斎須 亨氏(東芝メディカルシステムズ)からサービスの概要についての説明が行われた。「Healthcare@Cloudは業界No.1のセキュリティを誇る医用画像外部保存サービスであり、厚労省、経済産業省、総務省の医療情報の安全ガイドラインに対応した安心と安全を兼ね揃えている」点が特長であるという。
本会では、ユーザとして、加藤浩一氏(金内メディカルクリニック)による講演が行われた。同クリニックは2014年の4月に同サービスを導入している。同氏は「スマートプリフェッチ機能が特に有用である」と語った。スマートプリフェッチ機能とは、外部ネットワーク環境に依存せず、必要な画像を事前にオンプレミス環境に移しておくことで、データセンターを意識しないシームレスなフィルムレス運用を実現できる機能である。同クリニックにおいては3か月分の健診予約を登録し、健診日の直前に関連する画像データを取り出せるように設定しており、健診予約のスケジュール管理に貢献しているという。同氏は、以前に契約していたサーバがダウンし、健診予約やカルテを参考にすることができなかった経験があり、このことが、データのクラウド保存を強く決定づける事になった。「サーバをHealthcare@Cloudに変えることで災害時に診療の継続やデータの保存ができ、蓄積データ量の継続的な増加、施設間連携などのメリットがある。同システムは月額利用料が9,800円と安価なサービスとなっており、参照頻度が少ない従来の画像については安価な階層で保存ができるので、コストベネフィットは高い」と同氏は語った。システムの構成から、受診者の一覧や前回画像の表示など画像連携もでき、検査全体の進歩管理もできる。サービスへのアクセスもワンクリックで可能。院内では専用ルーターからアクセスでき、院外からはワンタイムパスワードを入力するだけで、操作も簡便である。「これからは新宿にある金内メディカルクリニックを中核とし、施設の連携や、健診結果と画像を受信者自身がウェブサイトで閲覧できるようにしたい」と同氏は展望を語った。

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