日本医療機器産業連合会、平成25年度の新会長に中尾浩治氏が就任

category:取材速報
2013.03.25
中尾浩治新会長
★退任される荻野和郎前会長
 日本医療機器産業連合会(以下、医機連)は、3月22日にKKRホテル東京(東京都千代田区)で平成25年度の記者会見を開催した。冒頭、荻野和郎氏が医機連会長職を退任し、新たに中尾浩治氏(日本医療器工業会会長、テルモ㈱代表取締役会長)が会長に就任したことが報告された。

 新会長の中尾氏は会長就任にあたって、「政府による成長産業としての位置づけ」「日本でこそ育成すべき産業」「イノベーションへの取り組み」という3つを大事な点として挙げた。そして、このような状況を踏まえ「諸政策への取り組み」として「薬事法の改正」、「審査の迅速化」、「イノベーションの適切な評価」、「臨床研究・治験等の研究開発環境整備」、「医療用ソフトウェアのルール整備」、「安全性向上への取り組み」、「国際競争力強化に向けた税制改正」、「海外展開の促進」、「医療機器産業の認知度向上」、「イノベーション人材の育成」などの重要テーマに取り組むと述べた。

 また、同記者会見で医機連は、「医機連産業ビジョン」を発表した。「医機連産業ビジョン」とは、2012年6月に政府が策定した「医療イノベーション5カ年戦略」を受け、日本の医療機器産業界の5年後、10年後のあるべき姿を明確に示し、組織全体の目標統合をはかり、具体的成果を生み出すものとして計画された。「医機連産業ビジョン」は「優れた医療機器の開発」「産業の裾野拡大による産業構造強化と雇用拡大」「海外展開の促進」「医療の安全・安心への貢献」「医機連組織の充実」という5つの基本戦略を骨子とするものである。そして、これら5つの骨子を実現するため、「オールジャパン(産・官・学)の連携強化、人材育成」「常に最新の医療機器・システムを国民に提供、日本発の最先端医療機器・システムの世界への普及」「少子高齢化社会に貢献する医療イノベーションの実現」「医療ICTの推進」「地域・異業種との積極的な連携促進」「災害に強い医療機器システムを提供」「安全・安心の医療機器を提供」「環境に配慮した医療機器及びサービスの提供を行うための環境作り」「医機連組織の充実、医療機器の国民へのPR・啓発」という9つを取り組むべき項目であるとしている。

【日本医療機器産業連合会 平成25年度役員】
●会長:中尾浩治(日本医療器材工業会会長、テルモ株式会社代表取締役会長)
●副会長:松本謙一(社団法人日本医療機器工業会理事長、サクラグローバルホールディング株式会社代表取締役会長)、吉住 実(社団法人電子情報技術産業協会医用電子システム事業委員会代表、日立アロカメディカル株式会社代表取締役社長)、小松研一(社団法人日本画像医療システム工業会会長、東芝メディカルシステムズ株式会社相談役)

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