遠隔画像診断サービス業界フォーラム立ち上げのための準備委員会、第4回勉強会を開催

category:取材速報
2013.02.26
本田憲業氏
森脇博信氏
市川 守氏
石垣武男氏
会の様子
 遠隔画像診断サービス業界フォーラム立ち上げのための準備委員会は2月23日、エッサム神田ホール(東京都千代田区)にて「遠隔画像診断サービス業界フォーラム構築に向けて~第4回勉強会~」を開催した。
 同会では、「遠隔画像サービスにかかる標準化~HIS、RISの標準化の意義」をテーマに本田憲業氏(埼玉医科大学総合医療センター画像診断科・核医学科教授)が講演。遠隔画像診断サービスがより普及するためには、HIS、RISの企画標準化が必要となる。同氏は「医療システムを標準化することにより、システム構築の容易化、システム維持の簡素化につながる。当院では、RISの改定を3回経験したが、致命的なエラーが発生せず更新が容易になった上、レポーティングシステムのベンダーの乗り換えも自由であった」と解説。また、「標準化のメリットは導入時期よりも更新時期にある。特定のシステムやベンダーに変更が生じた場合でも、他のシステムに影響しない“独立性”の構築が重要である」とも語った。
 次に、森脇博信氏((株)ドクターネット代表取締役社長)は、団体保険創設について解説。医療過誤・医療事故に備えるための現状の問題点として、「保険会社に業界の知識がないため、代理店ごとに対応が異なってしまう。これが原因で、ベンダーに大きな手間が発生する。また、従来の保険商品で、業界特有のリスクをカバーできるかも不透明だ」とした上で、「団体として保険会社と交渉できれば、これらのリスクをカバーできるはず。業界団体保険の確立も可能だ」とまとめた。
 市川 守氏((株)ダイヤメディカルネット代表取締役社長)は、一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会(仮称)の創設に関して、定款やスケジュールを発表。3月31日までに登記を行い、4月1日付けで法人設立、6月22日に法人社員総会を開催するとし、「広く社会に認知される業種となり、医療関連分野及び地域医療・社会に貢献できる団体づくりを目指したい」と意気込みを語った。
 最後に、発起人代表の石垣武男氏(名古屋城北放射線科クリニック)が「定款やスケジュールが決まり、やっと見通しがついた。本会のような勉強会は今後も定期的に行い、広い見識を皆で共有していきたい」と述べた。

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