日立アロカメディカル、超音波診断装置Noblus(ノブルス)を発表~ノートパソコン型本体と搭載台の組み合わせる柔軟なスタイル~

2012.05.23
同社常務取締役・瀬戸口興重氏
新製品発表会の様子
 日立アロカメディカルは5月23日、同社会議室において新製品発表会を開催。超音波診断装置の新製品「Noblus(ノブルス)」をお披露目した。
 超音波診断装置は、検査室以外でも活躍するシーンが増えている。Noblusはノートパソコン型の超音波診断装置本体と搭載台を組み合わせることで、さまざまな検査スタイルに対応できるのが特長だ。操作パネルを跳ね上げる独自の収納スタイルは、省スペースに繋がっている。また、搭載台を使用することにより、立位・座位に柔軟に対応できる。バッテリーを搭載しワイヤレスDICOMにも対応しているため、院内回診時の移動もスムーズに行える。超音波診断に特化したデジタル信号処理回路「Ultra BE」によるクリアな画質、「Real-time Tissue Elastography」といった詳細な評価に欠かせない機能が、スムーズな検査を実現した。
 発表会では、同社常務取締役・瀬戸口興重氏が「5月25日から開催される日本超音波医学会 第85回学術集会で、Noblusを機器展示する予定。医療機器の分野は技術進歩がめざましく、皆様からの期待も大きなものになっている。Noblusは充実した機能が満載なので、きっとその期待に応えることができるだろう」と自信をのぞかせた。

【超音波診断装置「Noblus」の特長】
充実の機能とクリアな画質
・日立独自のエンジンUltra BEがクリアな画質を実現
・Real-time Tissue Elastgraphyなどの詳細な評価に欠かせない機能を搭載
・Single Crystal探触子に対応

様々な使用シーンにフィットする柔軟なスタイル
・操作パネルを跳ね上げる独特の収納スタイル
・搭載台を使用すれば、通常の立位・座位の検査に対応
・バッテリーを搭載。ワイヤレスDICOM対応
・モニタを旋回・チルトさせることで、検査者の身体的負担を軽減
・スマートタッチに対応。画面下部に表示される項目は、タッチすることで操作可能

豊富な専門プローブ
・ルーチン検査用から術中用、体腔内用のような特別な用途のプローブまで幅広いラインアップに対応。

超音波診断装置「Noblus(ノブルス)」
卓上にて使用することも可能
使用しない際には、操作パネルを跳ね上げることができる。省スペースを実現