ITEM2012 AZE ブースインフォメーション

Share (facebook)

日本の医学の原点に帰る

畦元将吾氏

医用画像診断に必要な機能を全て集約した「読影コックピット」のような新製品“PHOENIX”をはじめ、高い技術を誇るアプリケーションをITEM2012に出展するAZE。
そこにはどんなメッセージがあるのか。代表取締役社長、畦元将吾氏にお話を伺った。

読影コックピット“PHOENIX”

図1  ワンクリックで必要なデータを自動で呼び出し、効率的な読影を可能にします

 比較読影を効率的かつ正確に行うべく誕生した“PHOENIX”。病気を治すために診断や治療の効率を上げることだけでなく、「患者が病床から離れて日常生活に戻ることができるまで」のサポートを行うという思いが込められている。同製品では、AZEが長年培ってきたレジストレーション技術の応用から生まれた『ハイブリッドレジストレーション』を採用している。これは、撮影日や画像の種類が異なっていても正確かつ自動で位置合わせが可能となる最先端のフュージョンアルゴリズムだ。過去と現在の画像比較を効率よく行えるこの技術によって、読影のストレスが大幅に軽減される。
 ただし、ワンクリックによるオート解析はスピーディな診断につながる反面、結果を信頼しすぎることには危険性もあると感じている畦元氏。PHOENIXの設計にもその思想は反映され、ハイブリッドレジストレーションの結果表示画面には、重ね合わせ前の元画像も連動表示されている。医師が重ね合わせの結果疑問を感じた際には、簡単に補正・修正を行うこともできる。

「患者中心」の思想

図2  マルチモダリティ画像の比較読影

 「PHOENIXは読影をサポートするビューアです」と語る畦元氏には、ワークステーション(WS)の原点を大切にしたいという思いがある。「WSとは、本来医師の読影や診断をサポートするという役割だったはずです」。WSの原点を軸に開発されたのが、メーカの異なる装置画像との重ね合わせ、CT+MRIの画像の重ね合わせの技術だ。超音波+CTの重ね合わせ技術も開発中という。「装置メーカが違うために画像が比較しづらくなるという状況を解決したいと思ったのです」。この「患者中心」の精神から、メーカ同士の互換性を開発するのが自社の使命であると考えた畦元氏は、その技術をPHOENIXとして結実させた。「患者中心」は「医師の日常業務の負担を軽減する技術」でもあるということ。そう考える同社の開発に期待を寄せたい。PHOENIXは4月にリリース予定である。
 
本製品は4月13日からパシフィコ横浜で開催される、ITEM in JRC 2012(ITEM2012 国際医用画像総合展)で展示予定である。

●ブース情報:ITEM2012 によせて
注目のITEM2012展示ブースコンセプトは「原点回帰」。日本の医学の原点に帰ろうというものだ。
題材の1つは『解体新書』。杉田玄白によって書かれた画期的なこの書を日本医学の原点の1つととらえた。
2つめの題材は同社が誇る『PHOENIX』。前述のとおり、WS本来の機能である、読影のサポートに力を入れた製品だ。畦元氏は「医療の現場で本当に必要とされているものは何か? それを常に考える企業でありたいと思います」と語る。
 

●セミナー情報:ランチョンセミナー22
日 時:2012年4月14日(土)
場 所:パシフィコ横浜
     アネックスホールF201
テーマ:最新解析技術が変えた心臓画像診断
司 会:望月輝一先生(愛媛大学)
講演1:森田照正先生(順天堂大学医学部附属順天堂医院)
     手術室からLove call-3D&4DCT心臓イメージング
講演2:片平和博先生(熊本中央病院)
     心臓CTにおける画像解析と読影の融合-解析疲労・読影疲労対策の新機能、満を持して登場-

堅実な開発がもたらした新製品の数々

……ITEM2012出展予定の新技術には、ほかにも見逃せないアプリケーションが並ぶ。
 

図3  ポリゴン表示(左)とカット面MPR表示(右)
図4 新・冠動脈解析ソフトウェア
図5 大腸解析ソフトウェア
●新・肝臓解析ソフトウェア(図3)
“肝臓オート抽出”を用いることで比較的簡便に肝臓全体の抽出を可能とする。非剛体レジストレーション技術によって、複数フェイズのデータによる形状誤差問題を解決したこと、特にRIなど機能画像検査とのフュージョン機能が強化されている。

●新・冠動脈解析ソフトウェア(図4)
CPRとVR、Sliding MIPなどとの連携が強化された。また、境界域など診断難易度の高い冠動脈解析に役立つ4D解析機能も。

●大腸解析ソフトウェア(図5)
大腸内視鏡検査とは異なる視点からアプローチするCTコロノグラフィ。仮想内視鏡モードとMPRを対にして表示する設計となっており、別体位の比較モードや大腸展開表示、エアー像の表示など様々な読影が可能となる。

●パフュージョン(肺腫瘍)解析
腫瘍の血流を計算することにより、その血流値から良性悪性の判断に有効な情報を与えることを可能にしたアプリケーション。
 
これらのシステムは4月13日からパシフィコ横浜で開催される、ITEM in JRC 2012(ITEM2012 国際医用画像総合展)で展示予定である。

●Movie Message !

畦元秀隆氏(同社営業本部 プロダクトマネージャー)より、ブースの見所についてお伺いしました!

ITEM in JRC 2012ブース No.102 パシフィコ横浜展示ホール
Share (facebook)
このページの先頭へ戻る