【JRC2012スペシャルレポート】 On-Site Report! 高橋光幸先生(国家公務員共済組合連合会横浜栄共済病院)より

高橋光幸先生(国家公務員共済組合連合会横浜栄共済病院)よりJRC2012の速報をいただきました!

一般研究発表プログラム4 4月15日 MR検査 アーチファクト他
378.「Read out Segmented EPI(RS-EPI)を用いた画像歪みにおける基礎検討」
京都大学医学部附属病院 梶迫正明先生

 

 一押しに挙げていた、演題を拝聴させていただいた。従来のEPI法では、一度にK空間を充填するために画像の歪みが問題となっていた。周波数方向の分解能をあげて撮影しようと思うと、より収集時間が延長し、画像の歪みが問題となる。3T装置ではより問題となる。このRead out Segmented EPI(RS-EPI)法はシーメンスのWIPの撮像シーケンスであるが、簡単にいえばマルチショットEPI法を用いた拡散強調画像である。従来法と比べて、より歪みが改善できる。また従来法と比べて撮影時間も延長する。エコー収集後、180度パルスを介してナビゲータ用のエコーも収集する。この方法で、各Segmentの位相補正をおこなう。また各Segmentでoverlapが存在するということであった。歪みが改善するということをファントムで実証していただいたが、Segment7以上では実験系ではほとんど歪みは変化しないほどであるということであった。演者様にその後フロアーで直接質問させていただいた。昔からあった位相方向Segmented EPIを用いた場合、128☓128でSegment4とした場合、両者の歪みは変化しないのでは? という問にRead out でSegmentすることで、傾斜磁場の負担が軽減され、よりESPが短縮=より収集時間が短くなる=歪みが改善されるということであった。なるほどと納得させられた。より高い周波数マトリクスを用いれば、より顕著であるということであった。またその他にeff TEが短縮できる。GRAPPA(PI)が併用できるということも理由に挙げていた。大変興味深い演題でありました。

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