

株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジャスパー・アスエラス・ウェステリンク氏、以下 フィリップス)は、北海道において国内初となる「地域医療推進型 高度遠隔ICU」を、2026 年 1 月より札幌医科大学附属病院(札幌市中央区、病院長:渡辺 敦氏)に導入した。遠隔 ICU ソリューションとして、フィリップスの「Philips eICU プログラム(以下、eICU)」が採用されている。
本プロジェクトは、広大な地域における地理的・気候的制約や、集中治療医の偏在といった北海道特有の医療課題に対し、遠隔 ICU を活用した支援体制を構築することで 地域医療の質・安全性の向上と 医療従事者の働き方改革を実現することを目的としている。
札幌医科大学附属病院内に設置された遠隔 ICU 支援センターには、被支援施設の電子カルテ情報、生体情報モニタなどのデータがリアルタイムに連携され、集中治療に必要な情報が一元化されている。支援センターには集中治療専門医および専門看護師が常駐し、各施設と連携した遠隔コンサルテーションやカンファレンスを実施する。
さらに、患者様のバイタルの推移を自動で解析して重症度をスコアリングする「Automated Acuity」や、アラート情報を常時監視する「Sentry Smart Alert」、退室後 48 時間以内の死亡率・再入室率を AIで予測する「Discharge Readiness Score」など、eICU が持つ各種機能により、ICU 運営の高度化および最適化が可能となる。
今回の導入により、北見赤十字病院および製鉄記念室蘭病院への遠隔支援が開始された。将来的には、道内すべての ICU をつなぐ「(仮称)北海道遠隔 ICU 医療ネット」の構築を見据えている。
地域医療を支える新たなモデルケースとして、その発展が期待されている。
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