ACCURAY、TOMOTHERAPYの買収完了

2011.06.15

 放射線手術分野の世界的リーダーであるAccuray Incorporated(NASDAQ:ARAY)は、先に発表したTomoTherapy Incorporated(NASDAQ:TOMO)の買収手続きを完了したことを発表した。本買収により、がんと闘うための最高水準の技術を提供する卓越した放射線治療機器の会社が生まれる。統合会社では、患者さんを中心に据え、患者さんそれぞれにあった最先端治療ソリューションの開発、製造、販売に注力していく。
 「この買収手続きが成功裡に完了したことは素晴らしい成果であり、アキュレイの歴史に於いて重要なマイルストーンです。資本設備産業において規模が重要視される中、6月13日、アキュレイはこれまでの2倍以上となる機器設置台数を有し、サービス収入、および、長期的には最高水準の技術を求める顧客の装置入れ替え需要などの大きな機会を得ます」と社長兼CEOであるユーアン・S・トムソン(Euan S.Thomson)博士は述べている。「この重要な取引を実現することを支援して下さった投資家の皆さんの支持や関係者の助言に感謝します。そして、より一体化した強い会社として目標に向かって邁進できることを心待ちにしています」。
 アキュレイは早期の局所的な疾患に対する高度放射線治療から、体全体にわたる進行した疾患に対する画像誘導による強度変調放射線治療まで、個別の患者さんごとに異なるニーズに合わせた治療を提供する。このような補助的な患者群は同じ診療科で治療されており、アキュレイにとって販売対象となる基盤が広がる。両社の得意分野と補完的な経営資源を1つにすることで、アキュレイは研究開発費への投資規模を拡大してイノベーションの最先端のポジションを維持する、より強固な組織となるという。
 「本買収により、アキュレイは成長が期待できる2つの市場セグメントにまたがって、株主価値を高める機会を得ます」とアキュレイ副社長兼最高財務責任者のデレック・ベルトッチ(Derek Bertocci)は述べている。また、同氏は「我々は新しい規模を得たことで収入予測が立てやすくなると期待しており、TomoTherapyの保守サービスを効率的に、最終的には採算性のあるビジネスにできると考えています。今後12ヶ月で諸経費・マーケティング費用を中心に、連結後の営業支出を25百万米ドル削減する見込みです」と語った。
 本買収手続きの完了により、アキュレイの機器設置台数は226台から32カ国に550台以上に増える。従業員は倍増し、世界で1,000名以上となる。本社は引き続きカリフォルニア州サニーベールに置くが、TomoTherapy本社があったウィスコンシン州マディソンも重要拠点として維持する予定。なお、今後もユーアン・トムソン博士がAccurayの社長兼CEOを務める。

 本買収手続き完了に伴い、Accuray普通株のNASDAQでの取引は2011年6月13日をもって終了し、上場廃止となる。

 UBS投資銀行が本取引におけるAccurayのファイナンシャルアドバイザーを、Gibson,Dunn&Crutcher LLPが法律顧問を務めた。また、BofA Merrill LynchがTomoTherapyのファイナンシャルアドバイザーを、Sidley Austin LLPが法律顧問を務めた。

●お問い合わせ
日本アキュレイ株式会社
マーケティング 武田卓子
TEL:03-6269-9562 FAX:03-3217-0337
URL:http://www.accuray.com/Default.aspx?langtype=1041

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