第8回椎体形成術研究会、演題締め切り7/6に迫る

2012.06.25
 第8回椎体形成術研究会が8月25日(土)に行われる。この研究会の趣旨はvertebroplastyの肯定的な立場から、実際にvertebroplastyを行っている(あるいは今後やっていこうとする)ものが集まり、科や大学の枠を越えてvertebroplastyの合併症(失敗例)や問題点をうきぼりにする(本音をのべる)、自分たちと異なる治療方針、手技、材料を知ることにより、フィードバックし、さらなる成績向上をはかることである。
 同会は、今回で第8回目となり、毎年整形外科・放射線科・麻酔科・脳神経外科の医師が科の枠を超えた活発な討論の場となっている。最近では椎体形成術にとどまらず、椎体減圧術やBKPの発表も増えてきて、椎体骨折治療研究会といった様相を呈してきた。
 今回は同会の最大の特徴である椎体骨折という1つの疾患に対する多科にわたる合同の研究会という特徴を生かして、各科毎に異なるテーマについての発表を募っている。同研究会からの提案としては、整形外科の医師には脊椎アライメント・骨折の治療について、放射線科の医師には放射線被曝・画像診断について、麻酔科の医師にはペインコントロール・疼痛評価について、脳神経外科の医師には神経除圧等についてのテーマが提案されている。これ以外の内容で、得意なテーマの発表も受け付けている。併せて、例年通り椎体形成術に関わる一般演題も募集している。
 なお、今年も小野薬品工業と共催で実施されることとなった。演題抄録はメールにて小野薬品工業(株) 松永氏に送付する。送付されたメールの着信が確認されると、演題登録をした趣旨のメールが3日以内に返信される。

●第8回椎体形成術研究会
会期:平成24年8月25日(土)午後1時~5時30分
会場:メルパルク京都「6F会議室C
    JR京都駅正面出口の東側(正面出口を出て右端)すぐ。ルネサンスビルと京都駅ビルの間
    TEL:075-352-7444
当番世話人:西岡和哉(和歌山県立医科大学脳神経外科)
代表世話人:川西昌浩(武田総合病院脳神経外科)
世話人会:正午より「6F会議室4」
演題募集:椎体形成術に関連した各科のテーマについての発表および椎体形成術に関する一般演題(1例報告でも可)
演題締め切り:平成24年7月6日(金)
発表形式:USBによるプレゼンテーション(Power Point)、できるだけWindowsでの発表がよい。持ち込みPCも可能だが、トラブル回避のためUSBがよい。とくにMACの場合は、あらかじめOS、機種を知らせること。
発表時間:7分程度 討論 3分
参加費:1,000円

●発表に関して
 参加者は、放射線科、整形外科、脳神経外科、麻酔科など各科にわたるため、極力、日本語を使用し、略語などの使用は控えること。当該科であれば当然既知であるようなことでもできるだけ基本的なことから発表する。発表内容をテキスト形式 (MSワード可)の添付ファイルとしてメールで下記に送付する。なお、自身のメールアドレスを明記する。添付ファイルには例のような演題名、所属(都道府県)、演者、内容(400字程度)を記すこと。
(例)
経皮的椎体形成術施行後に新たに隣接椎体の骨折を生じた症例について
医仁会 武田総合病院 脳神経外科(京都府)
○川西昌浩、西原賢太郎、伊藤裕、…… (発表者には○をつける。)
骨粗鬆性圧迫骨折に対してPMMAを用いて60症例に経皮的椎体形成術をおこない、良好な除痛効果を得てきたが、このうち、5症例に新たな部位に圧迫骨折を生じたので、……

●送付先
小野薬品工業(株)京都支店
松永正則
住所:京都市下京区若宮通五条下ル毘沙門町35
TEL:075-352-4861 FAX075-352-4881
E-mail: m.matsunaga@ono.co.jp(※@マークは半角文字にして入力)
携帯:090-8920-7975

●椎体形成術研究会
当番世話人:西岡和哉
代表世話人:川西昌浩
URL:http://vertebro-plasty.net/index.html