MAGNETOM Prisma

RSNA2012 Report:
2012.11.28

 RSNA2012で初公開となった3.0T MRI装置。頭部の画像診断における研究用途に向けた装置で、日本での発売は未定(薬事未承認)。
 

 
 受信コイルについては64ch Head Neck Coil,18ch Breast Coilなど、新しいコイルがリリースされている。
 

 
 MRI関連の新たなアプリケーションとしては、syngo ZOOMi(パラレルトランスミット対応の画質改善アプリケーション)を用いた局所励起撮像法のほか、歪みのない拡散強調画像としてsyngo RESOLVE、iPAT2 & CAIPIRINHA(Dixion法による画質改善と撮影の高速化アプリケーション)、インプラントによる局所磁化率の低減を可能としたsyngo WARPなどが発表された。
 

 
 従来機種であるMAGNETOM AvantoやMAGNETOM Verioをアップグレードして、MAGNETOM SkyraやMAGNETOM Aeraと同等スペックの装置にするアップグレードシステムの提案も発表されていた。リプレースよりも価格を抑えられ、ダウンタイムも少ない、というメリットがある(薬事未承認)。