Stellant CTインジェクションシステム

RSNA2012 Report:
2012.11.27

 パワーインジェクションを使用した造影剤注入により、CTでの画像診断をサポートするStellant CTインジェクションシステム。RSNA2012展示会場では、新機能として患者情報、撮影部位ごとのパラメータ登録機能が紹介された(新機能は薬事未承認、2013年末に日本リリース予定)。

 

Stellant CTインジェクションシステム

 

操作画面

 新機能のひとつである患者情報の入力機能では、患者IDや検査日時、体重などのデータを入力・保管できる。これにより、過去の検査条件などが簡単に参照できるようになった。

 

患者情報の入力が可能になった

 パラメータ登録機能は、諸条件を事前に登録しておくことで、検査時の入力の手間を省いてくれる機能だ。一度登録すれば、後は患者の体重を入力するだけで最適な撮影パラメータを自動で計算してくれる。従来は登録機能が1種類のみだったため、撮影ごとに入力し直す必要があった。本機能を活用することで、作業効率の向上が見込める。

 

パラメータ登録機能。部位ごとに撮影パラメータを登録できる

 

体重を入力するだけで、自動で計算される