Aquilion ONE Famiry

RSNA2012 Report:
2012.11.27

CTの展示コンセプトは”No compromise for all patients From pediatric to bariatric”。北米で販売している同社のCT三機種「Aquilion ONE/ViSION Edition」「Aquilion/PRIME Edition」「Aquilion/RXL Edition」が展示されていた。
これらのシリーズはすべて、逐次近似再構成法を応用した低線量撮影技術「AIDR 3D」を標準搭載し、さらなる被ばく低減・高画質な画像撮影を実現している。
 
 

Aquilion ONE/ViSION Edition

Aquilion ONE/ViSION Edition
320列エリアディテクターCT「Aquilion ONE/ViSION Edition」は、国内では2012年6月に発表。北米でもRSNA2012のタイミングを持って発売開始となった。
0.275sec/rotの高速スキャン、ガントリー径は78cmとワイドボア化し、第二世代のエリアディテクターを搭載した、同社CTの最高機種。北米ではNational Institutes of Health (NIH)での導入が予定されている。
 
 

Aquilion/PRIME Edition

Aquilion/PRIME Edition
80列160スライスマルチディテクターCT「Aquilion/PRIME Edition」。Aquilion ONEの技術を踏襲しており、0.35secのルーチン撮影、スイッチングによるDual Energy Imaging、3D透視画像など、様々なCT検査のニーズに低線量な撮影で応えられる。日本国内では約60台導入されている。
 
 

Aquilion/RXL Edition

Aquilion/RXL Edition
16列32スライスのマルチディテクターCT「Aquilion/RXL Edition」。低被ばく検査のニーズは世界的に高まっており、逐次近似再構成法を応用した低線量撮影技術「AIDR 3D」を標準搭載していることは、日常検査で大きなクリニカルメリットとなる。
 
 

北米における同社CTは、PROTECT社とパートナーシップを結んでいる。これは患者の被ばく量の管理・マネジメントをするユニークなサービス。CT導入時、施設にサービス提供の提案を行っているという。