AeroDR 1012

RSNA2012 Report:
2012.11.27

 同社のワイヤレスカセッテ型FPD「Aero」シリーズに、新製品として10×12インチモデルが登場した(FDA、薬事ともに未承認)。
 

10×12インチモデル

 

「Aero」シリーズ。左から17×17インチ、14×17インチ、10×12インチ

 

 同製品のサイズは、NICU(新生児集中管理室)等での使用を目的としたもの。小児の保育器内での撮影にも対応できる。サイズは小さくなったものの、「Aero」シリーズの特徴であるヨウ化セシウム(CsI)シンチレータ(蛍光体)を搭載。これにより低被ばくを実現することができ、CRと比べ約半分のX線でも高画質の診断画像を得るのが特徴だ。
 また、リチウムイオンキャパシタを内蔵しており、一般的なFPDに搭載されているバッテリーに比べ、短時間で充電できる上、長時間の撮影にも対応できる。同時に提供される小型の新クレードルは、AeroDRシリーズの他製品も使用できる。
 コンソール画面は、DRの撮影に適したユーザインターフェースとなっている。撮影時の高速プレビュー表示機能が、より満足した使用感を実現している。
 

コンソール画面