【RSNA 2012 On-Site Report!】「今年の目玉、Virtual RSNA2012」堀越浩幸先生(群馬県立がんセンター)

RSNA2012 Report:RSNAからの宅急便
2012.11.26
堀越浩幸先生(群馬県立がんセンター放射線診断部)より、速報をいただきました!


RSNA 2012 On-Site Report!「今年の目玉、Virtual RSNA2012」
群馬県立がんセンター放射線診断部
堀越浩幸


 引き続きRSNA2012のモバイルアプリについて報告します。口演、電子ポスターとRSNAでは質の高い発表が行われています。しかし、残念なことにこれらを全部見ることは不可能で、RSNAに参加していてもごくわずかな部分しか見ることはできません。原稿依頼があるとさらに見る範囲が限定されますが、今年は違います。前回の報告でモバイルアプリが提供され抄録の閲覧は格段に向上したのですが、さらに、学会参加者はホームページ上ですべての演題のスライドが参照可能になっています。モバイルアプリからこの画面にたどり着かず諦めかけていたのですがホテルであれこれ操作していたらできました。
 Virtual RSNA2012のサイトに行って認証するとリアルタイムで公開している講演を閲覧可能で、すべての演題が参照できます。一部登録時に画像変換がうまくいっていない口演スライドもありますが、おおむね参照可能で、これで学会場に行かなくてもゆっくり演題を見ることができます。学会場で時差ぼけと戦いながら原稿のネタを探した日々は遠い過去になりそうです。今日ホテルでImage Interpretation Sessionを見ましたが、混んでいる会場と異なりコーヒーを飲みながらの閲覧は感動しました。Case of the Dayもゆっくり診断を考えられるので嬉しい限りです。PCを持参した甲斐がありました。これってメンバーでRSNAにエントリーしておけばシカゴにいかなくても大丈夫な気がするのは筆者だけでしょうか?

Image Interpretation Sessionを閲覧中

iPad、PCどちらでもVirtual RSNA2012は閲覧可能です。
RSNAが終わってからもしばらくは閲覧可能と思います。