ホロジックジャパン
最大1200 kPa の弾性率測定や、粘性の定量化ができる次世代の超音波画像診断装置「SUPERSONICTM MACH」を2022 年12 月20 日より販売開始

2022.12.22

 ウィメンズヘルス分野のリーディングカンパニーであるホロジック社(本社:米国マサチューセッツ州)の日本法人、ホロジックジャパン株式会社(本社:東京都文京区)は、2022 年12 月20 日より超音波画像診断装置HOLOGIC SUPERSONICTM MACH 30 及びHOLOGIC SUPERSONICTM MACH 20 の販売を開始した。
 SUPERSONICTM MACHシリーズは、独自のUltraFastTM テクノロジーを搭載し、高品質なB モード画像の提供、最大1200 kPa まで弾性率を測定できるSWE PLUSTM イメージングを実現、そして新たに粘性を定量的に測定するVi PLUSTM イメージングを搭載している。

※MACH30 のオプション

【MACH シリーズ特長】

 SuperSonic Imagine 社が開発した超音波画像診断装置AixplorerTMの後継機種として、プラットフォームを一新し、より先進的な技術と高い価値を提供する。

(1)独自のUltraFastTM テクノロジーにより高画質な画像を実現
 パワフルなプロセッサを搭載し、データを高速演算処理するUltraFastTMImaging 技術を駆使することにより、最大20,000 フレーム/秒※1 の処理速度で高速に画像を構築する。

参考文献:
※1 Ultrafast Ultrasound Imaging, by Jeremy Bercoff (Published: August 23,2011 DOI: 10.5772/19729)

(2)進化したSWE PLUSTM イメージング
 SUPERSONICTM MACH シリーズに搭載している独自技術ShearWaveTMElastography は、生体内を伝搬する剪断波の速度から弾性率を計算し、数値とカラー画像をリアルタイムに表示する。またプローブを走査する際、プローブで生体を圧迫する必要がないため、再現性にも優れる。
 従来システムではSWE のレンジは800 kPa までだったが、SUPERSONICTMMACH シリーズでは最大1200 kPa まで測定が可能となった。

※MSK プリセット使用時整形領域では腱や筋肉の硬さ、乳腺領域では腫瘍の硬さ、肝臓領域では、肝組織の硬さを評価することで、疾患の早期診断に寄与する。

(3)新たに搭載したVi PLUSTM イメージング
 肝臓組織の粘性の定量化、弾性率のリアルタイム表示、剪断弾性波伝搬速度のディスパージョン評価を可能にするモードである。(C6-1X プローブ、Liver & Abdomen プリセット、General プリセット使用時)SWE PLUSTM イメージングとVi PLUSTM イメージングは同時リアルタイムに表示される。

【製品情報】HOLOGIC SUPERSONICTM MACH 30

販売名
汎用超音波画像診断装置 HOLOGIC SUPERSONIC MACH

販売開始日
2022 年12 月20 日

製品特長
 独自のUltraFastTM テクノロジーにより高画質な画像を実現し、人間工学に基づいて設計されたSonicPadTMトラックパッドにより効率のよい操作、被験者の快適性を追求。
 肝臓領域の腹部超音波検査において、より精密な情報を提供するVi PLUSTM イメージングを搭載し、肝臓の非侵襲的検査にも対応可能な、次世代モデル。

【製品情報】HOLOGIC SUPERSONICTM MACH 20

販売名
汎用超音波画像診断装置 HOLOGIC SUPERSONIC MACH

販売開始日
2022 年12 月20 日

製品特長
 独自のUltraFastTMテクノロジーにより、高画質、高感度のB モードを提供、最大1200 kPa まで測定可能なSWE PLUSTM イメージングを搭載した、様々な臨床用途に対応するハイスペックモデル。
 人間工学に基づいて設計されたSonicPadTM トラックパッドにより効率のよい操作、被験者の快適性を追求した汎用性の高い装置。

販売名
汎用超音波画像診断装置 HOLOGIC SUPERSONIC MACH

認証番号
304ABBZX00030000

ホロジック社(Hologic, Inc.)について

 ホロジック社は、女性のライフステージに影響する乳房、婦人科、骨密度に関連する疾患、子宮頸がんや性感染症に関連する検診や、検査、治療のための革新的なソリューションを提供することを通じて女性の健康(Women’s Health)とウェルビーイング(Well-being)の向上を目指すグローバルヘルスケアカンパニーである。

 アメリカマサチューセッツ州に本社を置き、1986年の創立から25年で、全世界15か国の拠点に従業員5,500人以上を抱え、毎年持続的な成長を続けている。

 診断・遺伝子検査(Diagnostics Solutions)、マンモグラフィ・骨密度測定(Breast & Skeletal Health Solutions)、婦人科用外科手術(Gynecological Surgical Solutions)、の3つの分野を主要領域とし、医療従事者が下す決断と診断における疑念を最小化し信頼を最大化するために、一歩先を行く確かさ “The Science of Sure”を提供する。

ホロジックジャパン株式会社について

 2002年にアメリカの体外診断薬・機器企業Third Wave Technologies社の日本支社として設立。

 2004年株式会社サードウェイブジャパンへ改組、2012年10月にホロジックジャパン株式会社に社名変更し、体外診断用医薬品・医療機器、マンモグラフィシステム、乳房生検装置などを主力事業として活動している。

・本社所在地 東京都文京区後楽1-4-25 日教販ビル
・設立 2004年6月
・資本金 7,000万円
・代表取締役社長 山崎恵一
・事業 遺伝子関連試薬、医薬品、診断薬等の輸入、販売医療機器及び理化学機器の輸入、販売
・主要仕入先 米国Hologic社(親会社)
・国内拠点 2拠点(東京本社、大阪営業所)
・公式ウェブサイト: https://hologic.co.jp/