ジョンソン・エンド・ジョンソン、デピューシンセスとAO財団との業務提携契約を更新

2020.08.06

 本プレスリリースは、2020年6⽉29⽇に、ジョンソン・エンド・ジョンソンメディカルデバイスカンパニーが発表したプレスリリースを翻訳・編集し、皆さまのご参考に提供するものである。本資料の正式⾔語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先する。本資料(英文)についてはこちら(または以下URL)。
https://www.jnjmedicaldevices.com/en-US/news-events/depuy-synthes-renews-cooperationagreement-ao-foundation-continue-advancement-surgical

 スイス、ソロトゥルン(2020年6⽉29⽇)ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカル デバイス カンパニー1)は2020年8月4日、Synthes GmbH(以下、デピューシンセス)がAO財団2)(以下、AO)との5年間の業務提携契約を更新したことを発表した。
 AOは、医学を指針とする非営利団体、外科医のグローバルネットワークであり、外傷および筋⾻格系障害の治療を対象とする世界トップレベルの教育・イノベーション・研究組織である。この度の契約更新のもと、互いに独立した組織である両者は1960 年に開始した業務提携を継続し、世界レベルのプロフェッショナルエデュケーションの提供、ならびに患者さんの治療成績の改善と治療効率の向上に貢献するイノベーションの開発に取り組んでいく。
 AOは毎年、AOのトレーニングを受けた約9,000人が講師を務める800を超すエデュケーションイベントを開催しており、約5万7,000人の医療従事者がこのプログラムに参加している。これらのプログラムには、外科医向けの講義、実践的な演習、対話型ディスカッション、オンライン学習などがある。デピューシンセスは業務提携契約の条件に基づ
き、AOが独自に設計したエデュケーションプログラムへの支援を継続することでそのプロフェッショナルエデュケーションを推進し、世界の外科医コミュニティで刻々と変化するニーズを満たすという両者の共通の目標に向かって前進する。
 また今後も、筋骨格系、脊椎、および頭蓋顎顔面の外傷や矯正手術、動物用医療機器、関連機器、インプラントなどの専門分野において、AOテクニカル・コミッション(AO TC)、ならびにAO TC のグローバル専門委員会および専門グループの企業パートナーとして重要な役割を果たしていく。デピューシンセスは、こうしたAO TCの各専分野における独立した立場の外科専門医による医学的指導のもと、世界で最も喫緊の医療課題に対処することを目指し、新しい手術手技、インプラント、機器の開発を行う。
 デピューシンセスのカンパニーグループチェアマンであるアルド・デンティは、次のように述べている。
「整形外科手術治療における切迫したニーズを特定し対処するという両者の共通目標に向けた前進を目指し、約60年前に始まった協働を継続できることをうれしく思います。デピューシンセスとAO財団の幅広い専門性を活かし、新しい技術の開発を厳密に、かつ質を保って継続すること、そして世界レベルの卓越した外科手術エデュケーションの提供を継続していくことに尽力してまいります。」

1)外科、整形外科、眼科、およびカテーテル治療向けのソリューションを展開するジョンソン・エンド・ジョンソンの医療機器部門
2)AO TECHNOLOGY AG

●お問い合わせ
ジョンソン・エンド・ジョンソン㈱ メディカル カンパニー
コミュニケーション & パブリックアフェアーズ
https://www.jnj.co.jp/