ナナオ、LED バックライトを採用し、消費電力を低減した 27 型電子カルテ画像表示モニター RadiForce MX270W 新発売

2011.07.05
(株)ナナオ(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、電子カルテ画像表示モニター EIZO RadiForce MX270W(27 型カラー液晶モニター、オープン価格※)を 2011 年 10 月 28日より発売する。
RadiForce MX270Wは、作業効率を高める大型高解像度パネルを搭載。白色 LED を光源に採用することで、環境負荷を低減した電子カルテ画像表示モニターである。
高解像度 2560×1440 ドット表示に対応した大型 27 型液晶パネルを搭載。一覧性に優れるため、複数のアプリケーションやウィンドウを同時表示することの多い医療現場で、効率よく作業が行える。また、視野角178 度のIPS 液晶パネル方式を採用しているので、複数人で画面を見る際も共通したイメージを共有できる。
バックライトには高効率の白色 LED を採用することで、CCFL を採用した同サイズの液晶モニターと比較して、消費電力を 42%削減。製品使用時の電力使用量とコストを抑える。また、有毒物質の水銀を含まないため、製品廃棄時の環境負荷も低減する。
さらに、RadiForce MX270Wは、当社電子カルテ画像表示モニターとして初めて、モニターベゼルにセンサーを内蔵している。DICOM Part14 準拠のキャリブレーションをモニター単体で簡単に行えるため、モニター品質管理業務の負荷軽減が見込める。

当製品を、2011 年 7 月 13 日(水)~15 日(金)に東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ 2011」に展示する。オープン価格の商品は標準価格を定めていない。

主な特長や機能

バックライトに白色 LED を採用、消費電力を 42%削減
液晶の光源となるバックライトに白色 LED(Light Emitting Diode 発光ダイオード)を採用。高発光効率の LED をパネルエッジに配列し高輝度300cd/㎡を実現する。また CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp 冷陰極管)をバックライトに採用した同サイズの液晶モニターと比較して消No. NR11-012 Rev. A 2/2費電力を 42%削減(当社測定値)する。さらに、CCFL 採用の液晶モニターと異なり、有害物質の水銀を使用していないため、製品廃棄時の環境負荷も軽減できる。

輝度 170 cd/㎡の維持保証
バックライトに白色 LED を採用することで、従来の電子カルテ画像表示用モニターRadiForce MX-Series よりも高い、輝度 170 cd/㎡の維持を、10,000 時間保証する。

大型画面に高解像度表示
27 イ ン チ の 大 画 面 に 、 高 解 像 度 2560×1440 ドット(3.7 メガピクセル)の情報表示が可能。一覧性に優れるため、画面内に複数のアプリケーションを起動する場合や、複数のウィンドウ表示が必要な画像アプリケーションを使用する場合に、効率よく作業が行える。

複数人でも見やすい IPS パネルを採用
見る角度や位置によって、色合いやコントラスト、階調特性の変化が少ない IPS(In-Plane Switching)方式の液晶パネルを採用。178 度という超ワイドな視野角で鮮明な画像表示を実現する。複数人で画面を見る際も、角度による白浮きや色変化がなく、共通したイメージを共有でき、コミュニケーションを円滑にする。

内蔵センサーで DICOM Part 14 準拠のキャリブレーションを簡単に実現
使用時にのみ表示画面に現れる Integrated Front Sensor は、取 り 付 け 取 り 外 し の 手 間 と 時 間 を か け る こ と な く 、 DICOM Part14 準拠のキャリブレーションを簡単に行える。モニター品質管理に伴う作業者の業務負荷とコストの削減が見込める。

お問い合わせ先
(株)ナナオ
営業1部 メディカル課
TEL:03-5715-2014(代)
FAX:03-3458-7001
URL:http://radiforce.com/jp/