フィリップス、世界規模で展開するAEDの啓発活動「セーブライブズ」の一環としてNPO法人全国学童野球振興協会にAEDを寄贈

2013.12.09

(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社: 東京都港区)は、同社がグローバルで取り組むAED(自動体外式除細動器)と心肺蘇生法(CPR)の啓発活動「セーブライブズ(Save Lives)」の一環として、NPO法人全国学童野球振興協会(所在地:兵庫県神戸市)にAED2台を寄贈した。この寄贈式は、2013年12月8日(日)に横浜スタジアムで開催された、NPO法人全国学童野球振興協会主催の「第7回学童軟式野球全国大会ポップアスリートカップ」の決勝トーナメント表彰式で執り行われ、本大会会長であるアレックス・ラミレス氏(プロ野球選手)にAEDが贈呈された。
 

2012年に総出荷台数が全世界で100万台を突破*1するなどAEDの世界的リーディングメーカーであり、人々に健やかで満ち足りた暮らしを提供する同社は、一般市民に対してAEDと質の高い心肺蘇生法の普及・理解促進を目的とする「セーブライブズ」活動を世界規模で展開し、日本においても2011年より本活動を開始している。この「セーブライブズ」活動の一環として同社は、子供たちが安心して野球をプレーできることを願って、今回の寄贈を行った。
 

近年、スポーツの現場において、選手の安全を支えるのにAEDのサポートは必要不可欠となっている。野球などのスポーツ中の事故でもっとも懸念されることの1つが、突然の心停止だ。実際に少年野球でバッターの打ったボールが投手の胸を強打し心停止が起きた事例もあり、突然の心停止は若く健康なアスリートにも発生する。突然の心停止を起こした人の救命の可能性は時間の経過とともに低下するため、ただちに胸骨圧迫などの心肺蘇生を行い、5分以内にAEDを使用した救命処置を行うことが非常に重要となる。

 

「第7回学童軟式野球全国大会ポップアスリートカップ」大会会長であるアレックス・ラミレス氏は、「AEDは、私のようなスポーツ選手のパフォーマンスを保証する上で、とても重要な役割を果たしています。子供たちがより安全に、安心して野球をプレーできることが私の望みであり、そのような安全な環境づくりにAEDは大きく貢献すると思います」と述べている。

 

同社は今後も「セーブライブズ」の活動を通じて、スポーツの現場において積極的にAEDを導入し、より安全なスポーツ環境の構築、救命率の向上に貢献していく。
 
*1 日本での出荷台数は20万台以上(2012年9月現在)
 
 

「学童軟式野球全国大会 ポップアスリートカップ 」とは
NPO法人全国学童野球振興協会が運営する少年野球チームの全国大会で、全国1200チームを越える自主対戦式の学童軟式野球大会。毎大会、プロ野球界の現役・OB選手を大会会長に招き各地区の開会式や全国大会で一緒に応援している。第7回目の今年は、アレックス・ラミレス氏が大会会長を務めた。
 
 
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