島津製作所、整形外科分野における手術用途に外科用Cアーム型X線TVシステムの新製品「OPESCOPE ACTENO」発売を発表

2013.09.19

(株)島津製作所は、整形外科分野における手術用途に外科用Cアーム型X線TVシステムの新製品「OPESCOPE ACTENO」を、9月18日に発売することを発表した。

外科用Cアーム型X線TVシステムは、手術室や救急室において患部の位置や状態をリアルタイムで把握するために用いられることから、手術の進行を妨げない高い操作性が求められている。
同社は、クリーンでポジショニングがしやすい装置として販売している「OPESCOPE ACTIVO」に加え、医療現場の要望に基づき、画質や被ばくの低減、操作性をさらに進化させた本製品を開発した。
本製品は、100万画素CCDカメラを搭載。微細部まで識別しやすい高精細、かつ自然なコントラストで画像を抽出することが可能で、手術部位の状態をより的確に把握することが
できる。
装置全体のコンパクトさを維持しつつ、開口78cmのワイドCアームを採用し、手術台等との干渉を最小限に抑えることができる。
また、外科手術での複雑な位置合わせに最適である完全バランス方式を引き続き採用。
これらにより軽快で自在なポジショニングを実現し、手術時に的確なX 線透視画像を提供するとしている。
同社は、術者によるスムーズな手技をサポートする本製品を市場に投入し、全世界において拡販を図っていく狙いだ。

<新製品の特長>

1. 高画質透視により、関心部位の的確な把握を支援
空間分解能1024×1024 マトリクス、濃度分解能12 ビットの高精細・高コントラストを実現する100万画素CCD カメラ(従来機種40 万画素)を採用。フィルタ処理によりハレーションや重なりによる黒潰れを改善し自然な濃淡表現と細部まで識別できるシャープな透視画像を提供。術中のターゲットやデバイスなどをクリアに観察することができ、術者による関心部位の的確な把握を強力に支援する。

2. 高い操作性によりスムーズな手術をサポート
本製品は臨床ニーズに合わせて、本体のコンパクト性は保ちつつCアームの開口78cm、(従来比8cm長)のワイドCアームを採用。Cアームには、完全バランス方式を採用し、手術台等との接触を避けつつ、術者が観察したい位置に完全手動で素早くかつ確実に動かすことができる。さらにCアームを固定する電磁ロックの解除スイッチを、台車側にある操作パネルに加えて、オプションによりCアーム先端に搭載されているイメージ管側にも設けることができ(ドクターハンドル)、術者側よりCアームを動かすことも可能。
撮影条件などを設定する操作盤には視野角の広いワイド液晶タッチパネルを採用し、見やすい表示とともに簡単操作を実現。
オペレーターに合わせて「シンプル」「エキスパート」のように表示をカスタマイズする機能も搭載。

3.被ばく低減の強化
X線を断続的に照射する「パルス透視機能」(最大15パルス/秒)や検査部位に合わせて画像に寄与しない不要な軟X線をカットするBHフィルタを、3種類より自動挿入する機能、ラストイメージホールドされた画像を利用して、モニタ上でカメラの回転角度とコリメータ領域を設定できるバーチャルコリメーション機能などの採用により、高画質を保ちながら患者に照射されるX線を必要最小限に抑えることができる。

名称:外科用Cアーム型X線TVシステム「OPESCOPE ACTENO」
価格:2,000万円(税別) システム構成により異なる。
販売計画:300台(発売から1年間)

●お問い合わせ
(株)島津製作所
医用機器事業部 グローバルマーケティング部 販売促進グループ
TEL:075-823-1271
URL:http://www.med.shimadzu.co.jp/index.html

このページの先頭へ戻る