東芝メディカルシステムズ、医療機器のブラジル工場を稼働

2013.03.15

東芝メディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市 社長:綱川 智)は、ブラジル サンパウロ州カンピーナスに設立したブラジル工場の稼働を開始し、3月13日(水)(現地時間)に開所式を開催した。
 
同社は1974年に東芝メディカル・ド・ブラジル社(本社:サンパウロ州バルエリ 社長:Gerardo Schattenhofer)を設立し、現地法人を通じて南米地域へ東芝の医療機器の販売・サービスを行なっている。ブラジルを中心とする南米のヘルスケア市場は、医療の高度化や医療インフラ整備の進展に伴い堅調な成長が期待されている。一方で、ブラジル市場へのアクセスを拡大するためには、医療機器の関税引き上げなどの政府の国産品優遇政策への対応が課題となっていた。
 
今般、当社は上記現地法人に生産部門を設立し、ブラジル工場を立ち上げた。同工場では、同国政府のPPB(基本製造工程)認可を受けて、ブラジル国産品としてCT、超音波診断システムを生産する。超音波診断システムの生産におけるPPB認可取得は、同社が初のケースとなる。
 
【新工場概要】
場所 サンパウロ州 カンピーナス市
生産機種 CT Activion 16、Alexion/Advance Edition、Alexion /Access Edition 超音波診断システム Aplio 300、Aplio400
敷地面積 約2,500㎡
 

 
●お問い合わせ先
東芝メディカルシステムズ株式会社 広報室
TEL:0287-26-5100
URL:http://www.toshiba-medical.co.jp/