クライムメディカルシステムズ、マンモグラフィ専用画像診断WS「mammary」の乳房トモシンセシス画像表示オプションを3月下旬に販売開始

2013.03.13
マンモグラフィ専用画像診断WS「mammary」

 (株)クライムメディカルシステムズ(本社:大阪府豊中市、代表取締役社長:山本 登)は3月13日、マンモグラフィ専用画像診断WS「mammary」の乳房トモシンセシス画像表示オプションを3月下旬に販売開始することを発表した。
 現在日本では、16人に1人が乳癌になると言われている。乳癌は早期発見すれば助かる癌であり、マンモグラフィでの乳癌検診が広く行われている。しかし、日本人は欧米に比べ、乳腺に富んだ乳房が多く、乳腺に重なった乳癌を発見するのは難しい。そこで、断層撮影を行ない、デジタル処理をして薄いスライス画像として表示する、乳房トモシンセシスが近年普及してきている。
 同社は、その乳房トモシンセシス画像表示に対応するソフトを開発し、この新しいニーズに対応した。このオプションを追加した「mammary」によって、より良いマンモグラフィ診断をサポートできるという。

【特長】
・乳房トモシンセシス(3D)画像と通常マンモグラフィ(2D)画像を同一ビューワソフトでモニタに表示。「mammary」 の多彩な各種機能(拡大、拡大鏡、距離計測等)をトモシンセシス画像でも使用可能。

・プロトコル設定で、2D画像と3D画像を任意の順番やサイズ、方向で表示できる。比較しやすいように、2D画像と3D画像をミラー表示となるように設定することも可能。

・トモシンセシス画像はボタン1つでのシネモード再生(自動ページング)も、マウスホイールを使っての手動ページングも可能。シネモード再生は、ループ方式・ヨーヨー方式の選択や速度の変更ができる。表示している画像のフレーム番号も確認できる。

・ボタン1つで、任意のスライス画像をキー画像として所見レポートに貼り付けることができる。

・サムネイル表示で現在表示されている画像がどれなのか、一目でわかる。サムネイル画像をドラック アンド ドロップすることで、任意の画像を任意の場所に簡単に表示することができる。

・サーバが一体型なので、大容量のトモシンセシス画像でもストレスなく表示できる。

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(株)クライムメディカルシステムズ
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