AIIM JAPAN、回診用ダイレクトデジタルX線撮影装置「T-WALKERα+D1」のレンタル事業を開始

2012.04.12
 (株)AIIM JAPAN(アイムジャパン、本社:東京都港区、代表取締役・放射線科専門医:佐藤俊彦)は、4月9日、法人向け電子計算機器、化学分析機器・医療機器のレンタルサービスを行っているオリックス・レンテック(株)(本社:神奈川県横浜市、社長:太田敏晶)と提携し、AIIM JAPANが販売している回診用ダイレクトデジタルX線撮影装置(FPDシステム)「T-WALKERα+D1」のレンタルサービスを開始した。

 同製品は、「最小限の出力・最大限の透過効率・高画質デジタル」の3つを実現するダイレクトデジタルシステムを採用することで、短時間で高精細な画像の取得を可能にした装置である。サムソン製フラットパネルの搭載で低線量・低被曝撮影を可能にし、患者のX線被曝における負担低減を実現した。また、電源をAC/DCの2電源方式を標準装備することで、コンパクトで軽量化された装置によって女性技師でもスムーズにセッティングが可能。日常診療ではベッドサイドで容易な撮影が行えるだけではなく、災害時などの緊急時にも威力を発揮する(フル充電での撮影可能枚数は、胸部で150枚程度)。
 操作部分には、本体パネルと連動したタッチパネルPCを搭載することでシームレスな撮影が行え、得られた画像をリアルタイムに確認することができることで高い検査効率を提供する。また、WiFiの搭載によって、タッチパネル上で容易に過去画像と比較を行ったり、撮影した画像を転送することも可能で、検査技師の業務効率が大幅に向上する。
 今回、オリックスレンテック社との共同事業により、購入コストと比較しても遜色ないレンタル料で新規に医療機器の導入が可能になる。サービス名「L レンタル」として、同社の新機器をレンタルする。
 「L レンタル」では、現金での購入・割賦・ファイナンスなど、既存の医療機器導入方法では対応できなかった、新しい医療機器調達ソリューションを提供する。現場でレンタル費用を負担できれば、新品を購入するのと同様に医療機器が利用できるので、例えば予算がつくまでに先行して医療機器をレンタルで利用することも可能となる。運営上、予算化がむずかしいために新規購入ができなかった場合でも、月々の使用料を支払うだけですぐに最新技術搭載の新製品利用が開始可能となる。
 レンタル料金は予算事情にあわせて設計し、月額負担を抑えた5年契約で月額18万円(税別・送料別)のプランや、より導入しやすい単年度契約などを提供する。医療機関はレンタルサービスを活用することで、診療現場で高性能な医療機器による診療が可能となり、診療機会の損失防止と予算削減の両方が実現可能となる。

●お問い合わせ
(株)AIIM JAPAN
TEL:03-3436-7350
URL:http://www.aiim.co.jp