富士フイルム:TVCM~レントゲン差分画像技術篇~ 放映

2012.01.25

 富士フイルム株式会社(代表取締役社長・CEO古森重隆)は、肺がんの早期発見をサポートする「レントゲン(*)差分画像技術」を紹介するTVCMを、2012年1月28日より放映すると発表した。
 
 2007年秋より、様々な分野において、先進独自の技術で社会に貢献する企業姿勢を伝えるTVCMを展開してきた。今回のTVCMでは、「レントゲン差分画像技術」の開発に取り組んだ、実在の研究員が登場。「過去と現在のレントゲン画像」を解析し、がんの早期発見に貢献する技術で人々の健康を守る姿勢やメッセージを伝える。

 また、インターネットサイト「and-fujifilm.jp」では、本シリーズで取り上げた独自技術についてより詳細な情報を公開している。

URL: http://and-fujifilm.jp/
 (富士フイルムサイト~世界は、ひとつずつ変えることができる。)
※「レントゲン差分画像技術」篇は、2012年1月28日より上記サイトに掲載予定。

* ここでいう「レントゲン」は、「胸部単純X線画像」を指す。

 

■「過去と現在のレントゲン」のわずかな変化を強調。早期の小さながんを見つけやすくする。
 レントゲン差分画像技術とは、検診などで撮影された同じ患者様の「過去と現在のレントゲン画像」を独自の特殊マッチング技術で重ね合わせ、過去から現在で変化している部分=異常と想定される部分を強調することができる技術。これにより、早期の小さながんが見つけやすくなる。
 過去と現在の画像には、身体の向き、体型の変化、呼吸や心拍などによってズレが生じてしまう。富士フイルムの特殊マッチング技術は、過去と現在の画像のズレを自動補正し胸部の組織を高精度で重ね合わせることができるため、わずかな変化も抽出することが可能になる。
 

■医師の負担軽減に貢献
 企業などで行う定期健診では、医師(読影医)がたくさんのレントゲン画像を、限られた時間の中で注意深く診断するのは大変負担のかかることである。このレントゲン差分画像技術は、「異常と想定される部分」を分かりやすく表示し集中するポイントがはっきりするため、負担を軽減することができる。

 
 

●お問い合わせ
富士フイルムメディカル株式会社
マーケティング部 新田
TEL:03-6419-8033
URL:http://fms.fujifilm.co.jp/