島津製作所、CVCファンド「Shimadzu Future Innovation Fund」心不全患者の再入院を抑制するシステムの開発を目指すA-waveに出資

2026.02.19

 島津製作所は、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「Shimadzu Future Innovation Fund」(以下、Shimadzu FIF)を通じて、大阪大学発のスタートアップであるA-wave株式会社(大阪市、以下A-wave)に出資した。A-waveは慢性心不全患者の再入院の抑制を目指した在宅モニタリングシステムの開発に取り組んでいく。

 社会の高齢化に伴い国内外で心不全の患者数が増加している。心不全患者は退院後に症状悪化による再入院が多く、生活の質(QoL)の低下や医療費の増大が課題となっている。再入院の回避には悪化の予兆を捉えることが重要とされていますが、採血やレントゲンなどの検査を受けるために通院が必要であり、早期発見が難しい状況である。

 A-waveは退院した患者が自宅で手軽に心音を測定する腕時計型ウェアラブルデバイスと、測定した心音データを遠隔で確認できるシステムを開発している。心不全の症状悪化の兆候を早期に検知し、患者容態の医師への通知が実現されることで、迅速な治療介入や再入院リスクの抑制に寄与することが期待されている。

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