
シーメンスヘルスケア株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:櫻井悟郎氏)は、2025年8月に発売を開始したシングルソース(X線管と検出器を1対搭載)フォトンカウンティングCT「NAEOTOM Alpha.Prime」が、宗教法人 在日本南プレスビテリアンミッション 淀川キリスト教病院(大阪府大阪市)に国内で初めて導入されることが決定したことをお知らせする。
シングルソースフォトンカウンティングCT「NAEOTOM Alpha.Prime」
フォトンカウンティングCTは、X線の光子(フォトン)を直接電気信号に変換して計測することで情報の損失や電気ノイズを排除する。これにより、低被ばくでありながら、解剖学的・機能的情報を含む高精細な画像取得が可能となる。
「NAEOTOM Alpha.Prime」は、Siemens Healthineersが世界で初めて発売したシングルソースフォトンカウンティングCTである。フォトンカウンティングの技術による高精細な画質や機能をシングルソースCT装置でも実現し、従来のシングルソースCTと同等の設置面積を実現したことで、幅広い施設への導入が可能な普及モデルである。また、AIを活用した診断支援や自動化機能により、最大で1日100件以上の検査対応が可能である。救急外来を含む多様な診療科で、高精度なCT画像診断を実現しながら、検査の効率化に貢献する。
導入の背景
淀川キリスト教病院は、「全人医療」を理念に掲げ、地域に根差した総合診療体制を構築している。24時間365日の救急診療に加え、高度医療を提供する急性期病院として、年間約3万件のCT検査を実施している。高精度な医療をさらに多くの人に届けるべく、今回の「NAEOTOM Alpha.Prime」の導入決定となった。
淀川キリスト教病院の藤原 寛院長は、「フォトンカウンティングCTの導入によって、これまでより高精細かつ低被ばくな検査が可能となり、救急や脳血管神経領域をはじめ、循環器、がん診療、小児領域など、あらゆる分野で迅速かつ正確な診断に貢献できると期待しています。当院は登録医制度を通じて地域の医療機関と連携し、紹介患者さんに包括的で一貫した診療を提供しています。地域の中核病院としての信頼に応え、『全人医療』の理念を大切にしながら、地域医療の質向上に確実に結びつけるため、本装置を地域の医療機関にも積極的にご活用いただきたいと考えています」と述べている。
同社は今後も、フォトンカウンティング技術をはじめとする先進的なソリューションの提供を通じて、医療の質と業務効率の向上に貢献していく。
問い合わせ先
シーメンスヘルスケア株式会社