AiRato(アイラト)株式会社(以下、アイラト)は、住友商事株式会社(以下、住友商事)と海外代理店契約を締結したことをお知らせした。今後はアジア圏における法規制対応を行い、2026年以降、AI計画ソフトの販売を目指す。

本取り組みの背景
当社は、がん放射線治療の中でも高度な精度が求められる強度変調放射線治療(IMRT)において、治療効果の向上と業務効率化の両立を目指し、AIによる治療計画支援ソフトの開発に長年取り組んできた。近年の高齢化に伴い、身体的負担の少ない放射線治療の重要性は一層高まっており、その中でもIMRTの有効性が注目される一方で、医療スタッフの不足や治療成績のばらつきといった課題が存在する。当社のAIソフトは、これらの課題を解決し、国内にとどまらず世界でも活用されうる技術であると確信している。現在、国内上市に向けて開発を加速させるとともに、グローバル展開を視野に入れた準備も進めてきた。今回、グローバルに医療技術支援事業を推進する住友商事との提携を通じて、同社のネットワークと事業推進力を活かし、まずはアジア市場への展開を目指す所存。本提携は、弊社技術の国際的な普及と、より多くのがん患者様への貢献を可能にする大きな一歩と考えている(代表取締役 木村祐利氏・角谷倫之氏)。

住友商事との連携により、日本国内外の医療機関へAI計画ソフトを提供し、患者様への貢献も一層強化していく。
お問い合わせ先
アイラト株式会社
Tel 050-1721-2917
https://airato.jp/contact/