世界初、富士通が頭痛対策プログラムの世界的リーダー企業に認定
ー国際頭痛学会の世界患者支援連合よる認定授与式を開催ー

2022.03.09

富士通株式会社(以下富士通)が、国際頭痛学会の世界患者支援連合より頭痛対策プログラムの世界的リーダー企業に認定され、その認定授与式が3月2日にオンラインにて開催された。

 まず、認定授与式にあたり、デビッド ドーデック氏(国際頭痛学会世界患者支援連合 代表理事)から、「片頭痛やそのほかの頭痛に悩む患者への取り組みを行っている富士通のコミットメントを称賛する」と述べた。そして、慢性的な頭痛は公衆衛生の中で大きな影響があるため、富士通のような取り組みはグローバルなこととして行っていかなければならないとした。

デビッド ドーデック氏

 次に、授与をされた時田隆仁氏(富士通代表取締役社長 兼 CEO)により、謝辞として「今回の認定は、健康推進本部と医療スタッフの努力の賜物。CHOとして、引き続き取り組んでいくことを約束し、あらゆるステークホルダーに対して健康推進の施策や携わる情報提供を今まで以上に行っていく」と述べた。

時田隆仁氏

カンファレンスでは、五十嵐久佳氏(富士通クリニック内科[頭痛外来]/富士通産業医)より、富士通での取り組みを説明した。「2018年に社内で『労働者における慢性頭痛による就業への支障度調査』を実施し、頭痛に悩む方が多く、労働生産性が低下していることがわかった。そして、頭痛対策プログラム『FUJITSU頭痛プロジェクト』が立ち上がった」という。2019年7月から2022年2まで、eラーニングやオンデマンド形式のビデオセミナー、頭痛相談などを行っている。全社員が対象のeラーニングは73,000人の従業員が終えており、その90%以上がeラーニングは有益だったとし、「マインドチェンジがされた」と五十嵐氏は語った。

五十嵐久佳氏