日本医療機器産業連合会、年頭記者会見を開催

2015.01.07

~医療機器の国際展開に期待~

 一般社団法人日本医療機器産業連合会(医機連)は2015年1月5日、KKRホテル(東京都千代田区)にて、平成27年年頭記者会見を行った。

中尾浩治氏
中島慎一郎氏
三澤 裕氏
 まず、中尾浩治氏(医機連会長)が「昨年11月25日に長年の念願だった「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」が施行された」と昨年を振り返った。

 また同氏は「医薬品医療機器総合機構(PMDA)について、5カ年の新中期計画として具体的な目標を定めて審査の迅速化を進めており、世界に先駆けて日本で初めて承認される新しいテクノロジーもこれから出てくるのではないか。さらに平成26年には厚生労働省、PMDAと連携して台湾、マレーシア、ブラジル、インド、ロシア等に対し、我が国の規制への理解を深め、日本製品に対する各国申請の簡素化に向けた活動を行った。安倍首相直々にブラジルにトップセールスを行い、動きが大きく変わってきた。アベノミクスの成果が期待される」と今年の展望を述べた。

 一方で「消費増税の延期に伴う価格改定や「毎年改定」は全体の品目数が多く、事務的に無理があるので反対する」ことを明言した。

 続いて企業倫理委員会委員長の中島慎一郎氏から「医療機器業界における医療機関等との透明性ガイドライン」の「情報公開に関する実務指針」について、加盟19団体で揃えて実施したい、と説明された。

 産業政策会議議長の三澤 裕氏からは「医機連シンクタンク」が2015年1月に発足したことが発表された。これまで会員企業は本業の傍らで医機連の業務を進めてきたが、2名の専任研究員を配して政策研究、産業調査を行う予定だ。