【取材速報】IVR学会:テクマトリックスブース

2013.05.17

テクマトリックスのブースでは医療ITクラウドサービス「NOBORI」の展示と医知悟LLCの紹介が行われていた。

○NOBORI
特徴の一つとして挙げられるSmart-Retrieve機能は電子カルテ・オーダの情報と連携し、院内で参照が必要となる画像データを事前にデータセンターから取り寄せて準備するものである。この機能を利用することで院内に持つディスクを最小限に抑えつつ速度を落とすことのない閲覧が可能となっている。
また、サーバは必要に応じた数だけレンタルすることができ、容量が足りなくなれば契約プランを変更することで増設できるため、サーバ購入や増設といったコスト面の負担を減らすことができる。さらに、データの共有も可能であるため、後述の医知悟など利用した遠隔読影や他施設との症例の共有などにも活用できる。

○医知悟LLC
遠隔診断を始めようとしている人を支援するため、インフラ環境など様々なものを提供するサービスが紹介されていた。遠隔画像診断は、従来であれば多額の投資が必要なため、個人など少人数でやることは難しい。そのため読影会社での読影など自由度が低く、高コストな形でしか遠隔画像診断を行うことができなかった。しかし、医知悟LLCが提供するサービスを利用することにより、独立した立場で遠隔画像診断を行うことが可能となっている。