島津製作所、第89回レントゲン祭を開催

category:取材速報
2012.02.17

 (株)島津製作所は2月10日、同社三条工場研修センター43号(京都府京都市)にて第89回レントゲン祭を開催した。
 同会では、中本 晃氏(同社代表取締役社長)が「レントゲン先生が発見したX線という偉大な功績のおかげで、全世界の人々が大きな恩恵を受けた。医療面では病気の早期発見、特に近年ではCTは医療に欠かせないものになっている。本日、ここにレントゲン先生の89周年際を催し、謹みたいと思う」と祭詞を述べ、献花を行った。

献花を行う中本 晃氏

 その後、「X線TV用アプリケーションの現状と将来~ニーズからみたトモシンセシスの可能性について~」と題し、森 一博氏(同社医用機器事業部)が講演。断層撮影法の発展系であるトモシンセシスの低被ばく性と高空間分解能、広い視野といった有用性を説明した上で、「トモシンセシスは胸部検診、整形分野で臨床応用できる。人体の定量解析や治療支援など臨床からのニーズを反映した弊社ONLY ONEのアプリケーションを開発していきたい」と述べた。

森 一博氏

 続いて、岡本孝英氏(帝京大学医学部附属病院)が「整形外科領域におけるトモシンセシスの有用性~四肢再建分野への現状の適応と将来の可能性~」を講演。「整形外科領域における四肢再建術の治療の基本は、正確な画像診断による仮骨評価と正確な長さや角度計測である」と述べ、骨延長術の術後経過にはアライメントを正確に計測すること、長さの正確な計測、仮骨の強度評価が行える画像でなければならないことについて触れた上で、SONAILVISION Safariのアプリケーションが骨延長術に有用であると述べた。

岡本孝英氏
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