同社ブースでは、Plissimo(プリッシモ)を中心としたシステム連携が紹介されている。
 マンモグラフィ専用画像診断ワークステーション「Plissimo MG」は、超高解像度マンモグラフィ画像表示用モニタに対応。簡単かつ快適な操作を実現したインターフェースと過去画像検索・連続表示機能を実現した。また、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会ガイドライン準拠レポートにも対応している。

Plissimo MG

 各種検査装置とPACSとの連携をサポートしてくれる「Plissimo GW」「Plissimo AG」は、ビデオ信号からの動画・静止画をPACSサーバに一括保管できるシステム。VF(嚥下造影検査)やVE(ビデオ内視鏡検査)の観察に適したPlissimoビューワを搭載。各種患者属性情報の入力やシャッター連動機能、タッチパネルでの簡単操作なども使い勝手が良い。

Plissimo GW、Plissimo AG

 医用画像管理をトータルでサポートするのが「Plissimo EX」。DICOM3.0に準拠しているため、汎用性・拡張性・信頼性に優れているのが特長だ。可逆圧縮画像を同一品質で高速に配信できる。ハードウェアを二重化し負荷分散することでシステムを高速化・障害発生時のダウンタイムを最小化している(オプション)。また、タブレット端末へも画像を配信できる。

Plissimo EX
タブレット端末への配信にも対応

 遠隔デジタル検診システムも展示されている。検診票や撮影画像をFAX-OCRとインターネット経由でデータ送信することで、総合判定までの時間短縮を実現。検診に特化した入力画面で、スピーディなワークフローを可能にした。

遠隔デジタル検診システム