スタットセンサーエクスプレスi クレアチニン

ITEM2014 Report (ITEM in JRC 2014 国際医用画像総合展):
2014.04.15

 スタットセンサーiと同様、腎機能の評価が1.2μLの血液・30秒で可能な同製品は、2014年1月に発売された新製品。スタットセンサーiとの違いは、クレアチニンのみを評価する点で、この市場では唯一のクレアチニン単独の分析装置である。同製品を使用することで、迅速な腎機能スクリーニングが可能で、造影剤投与による画像診断前にクレアチニン値が把握でき、保護的治療・処置の検
討が可能となる。また、救急の現場で画像診断を行うかのスクリーニングとして効果を発揮する。検査室からのクレアチニン測定結果がすぐに得られない場合の待ち時間の削減やリスケジューリングを防止することもできるので、放射線診療科の生産性・能率の向上に貢献する。価格も求めやすい設定の為、今後の普及が期待される。
 

スタットセンサーエクスプレスiクレアチニン