XTREK MAMMO Tomosynthesisオプション

ITEM2013 Report 国際医用画像総合展 (ITEM in JRC 2013) レポート 新製品 速報:
2013.04.13

 乳房画像診断ビューア「XTREK MAMMO」が、近年注目を集めるトモシンセシスに対応。既に全国10施設以上で運用されている。

 ビューア画面。マンモグラフィ画像とトモシンセシス画像を同一ビューア上に表示可能。

 左画面はミラー表示(左がマンモグラフィ画像、右がトモシンセシス画像)。比較読影がしやすい表示が特長。
 右画面はトモシンセシス画像のサムネイル表示。上部にスライスインジケーターが表示されており、読影画像のスライス位置を直感的に把握しやすい。オートスクロール機能があり、多数のスライスでも簡単に操作できる。同社独自開発のメモリ管理技術「VEMM(Variable Extended Memory Management)」によって、メモリ使用制限のある32bit OSのクライアントでも快適な表示・読影が可能となり、クライアントのOSバージョンに依存しない読影環境が実現できる。

 また、乳房領域のトピックとしてMRIでの乳がん診断をサポートする「Parametric Mapping option」も展示されていた(WIP)。これはダイナミックMRIマンモグラフィにおいて、Voxel単位で造影剤の染まり具合の変化をカラーマップで視覚化して表示する手法。腫瘍内造影早期・後期濃染分布の把握がしやすく、精度の高い血流解析、ROI計測が短時間で簡便に行えるようになる。