富士フイルムメディカル、軽量・小型の携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair PLUS」新発売~往診や、電源設備が十分でない医療現場などでのX線検査をサポート~

2026.02.27

 富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤禎一氏)は、手軽に持ち運べる携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair PLUS(カルネオ エックスエアー プラス)」を富士フイルムメディカル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川原芳博氏)を通じて3月5日より発売する。
 「CALNEO Xair PLUS」は、2018年に発売した携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair」の軽量・コンパクトな特長はそのままに、当社の受像システムである FUJIFILM DR CALNEO Flowで実現する、AI技術を活用して開発した、撮影時に患者のポジショニングを支援する機能を新たに使用可能にした。さらに、ユーザーによる交換が可能なバッテリーを採用するなど、往診や電源設備が不十分な医療現場など幅広いシーンにおいてX線検査をサポートする。

 今回、同社は、世界的に医療現場の人手不足が深刻化する中、撮影時のポジショニングなどの検査ワークフローの効率化や医療従事者の負担軽減に貢献する携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair PLUS」を発売する。本製品には、角度調整可能なタッチパネルが搭載されている。操作者は、より負担の少ない体勢でタッチパネルを確認でき、撮影条件の変更や光照射野のオンオフなどをワンタッチで行うことができる。また、装置本体にカメラを搭載し、ライブビューにより被写体のカメラ映像をタッチパネル上で確認可能である。さらに、ユーザーによるバッテリー交換を可能にすることで、電源設備が不十分な仮設診療所などでも多くのX線撮影を行えるようになった。加えて、同社の受像システムである FUJIFILM DR CALNEO Flowと組み合わせた場合に、本システムの画像処理ユニット Console Advanceが有する被検者のポジショニングをサポートする「X-ray Centering Navi」機能が使用できる。本機能は「CALNEO Xair PLUS」に搭載したカメラで撮影した画像から検査対象部位の撮影の中心位置を推定し、ライブビュー画像上に撮影部位中心位置マーカーを表示することで、限られたスペースでのポジショニングを支援する。

主な特長

1.角度調整可能なタッチパネルの搭載

 最大120度までタッチパネルの傾きを調整できるチルト機能を採用し、ベッドで寝ている被検者の臥位撮影でも操作者はより負担の少ない姿勢でタッチパネルに表示されたカメラ映像を確認しながらX線撮影ができる。また、撮影条件の変更や光照射野のオンオフなどをワンタッチで行うことが可能である。
 さらに、X線撮影装置本体に搭載したカメラの映像を、タッチパネルへリアルタイムに表示することでポジショニングのズレを確認しやすくしている。

2.ユーザーによる交換が可能なバッテリーを採用

 軽量のリチウムポリマーバッテリーを内蔵しており、フル充電で100ショットまで撮影できる。電池切れの際には予備バッテリーへの交換も可能である。ACアダプターを接続することで、バッテリーの充電と並行して撮影も行える。

3.FUJIFILM DR CALNEO Flow との組み合わせで「X-ray Centering Navi」機能を使用可能

 X線撮影装置に搭載したカメラの映像をもとに、受像システムの構成品のConsole Advanceが撮影部位の中心位置を推定し、その結果をX線撮影装置に搭載されたタッチパネルの映像にリアルタイムでマーカー表示する。
 胸部、腹部、骨盤のX線撮影が対象となる。
 ポジショニング時の参考情報として使用できる。

お問い合わせ先

富士フイルムメディカル株式会社 マーケティング部
E-mail:shm-fms-hansoku@fujifilm.com