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ITEM2016の最新トピックスはコレだ!
What’s hot ?
ITEM2016の最新トピックスはコレだ!
東芝メディカルシステムズのスローガン「Made For life」。
患者さんや医療従事者とともに歩み、
人々の尊い命に貢献するという同社の思いは現在も昔も変わらない。
100年を超える医用機器開発の歴史を持つ東芝メディカルシステムズが
人々の健やかな生活を思い、開発・研究を重ねて届ける製品群。
新たなる一歩を踏み出した同社の、ITEM2016におけるブース展示にせまる。
COMPUTED TOMOGRAPY
グローバルNo. 1へ。
再び世界を驚かせる、新320列CT登場。
Aquilion ONETM GENESIS Edition
さらなる、低被ばく・高画質・コンパクトを実現
世界で唯一の320列ADCTとして、圧倒的地位を築いてきたAquilion ONE。その先進的な開発思想を受け継ぎながら、脅威的な進化を遂げて誕生したのがAquilion ONE GENESIS Editionだ。CTの心臓部ともいえるX線出力から検出器までの過程を全面的に見直し、独自のX線光学系技術PUREViSION Opticsで大幅な画質向上を実現。さらに、Full IR “FIRST”を標準搭載し、CTの課題である被ばく低減と高画質化を高レベルで解決した。また、ガントリ設計も一新し、780㎜のワイドボア、±30°のガントリチルトなどの新機能を採用しながら、64列並みのコンパクト化を実現。幅広い医療現場で、患者にも術者にも、快適な検査環境を提供できる。

X線エネルギー分布の最適化と吸収線量の低減で、低被ばく撮影の実現はもちろん、画像ノイズやアーチファクトの少ない鮮明な画像を提供できる。

圧倒的なノイズ低減により、低線量高画質が可能。処理速度の高速化により、日常検査での使用が可能になった。

ボリュームスキャン時に、撮影範囲の直接視認が可能。患者の被ばくを低減し検査の効率化を実現できる。
Cutting Edge Technology
全Aquilionシリーズに最先端技術を標準搭載
フラッグシップモデルのAquilion ONE GENESIS Editionから、コンパクト16列のAquilion Lightningまで、全Aquilionに最先端技術を標準搭載。あらゆる診療シーンでトップクラスの機能・性能をしている。
AquilionTM PRIME
マルチスライスCTの最高峰へ


64列CTを超える基本性能。0.5㎜×80列(160スライス)検出器と0.35秒回転のヘリカルスキャンで、広範囲を高速・高分解能で撮影可能。InstaViewによる撮影高速ワークフローを実現している。
AquilionTM Lightning
320列の技術を搭載したプレミアム16列


同社独自の世界最小の0.5mm Sliceと組み合わせることで、細部まで鮮明な描出が可能。
320列CTと同じ先進技術を搭載しながら、最小9.8㎡の省スペース設置を実現。AIDR 3Dによる被ばく低減や、SEMARTMによる金属アーチファクト低減が幅広い医療シーンで好評を博している。
MAGNETIC RESONANCE
先進技術で挑む、
3T高画質のさらなる進化。

低減しSNR向上
MRIのさらなる高画質化をめざして、同社では、新たなRFシステム“PURERF”を開発。送信コイルからの電波のもれを防ぐことで送信効率をアップするとともに、装置自体の電子ノイズを低減してSNRを20%向上するという。頭部は高コントラストで明瞭に、膝部は高分解能で細かな骨梁まで鮮明に描出できるようになった。この“PURERF”に加え、飛躍的な高画質化を実現するSaturn Technologyを次世代3T MRIに搭載する予定。早期の市場投入をめざしている。

次世代3T装置は5月付けで
『Vantage Galan 3T』として認可された。

(分解能0.2×0.2mm)、右:膝関節プロトン密度強調画像(分解能0.1×0.1mm)。


1.5T装置の国内ベストセラー
クラス最小の設置面積(約16㎡ )でありながら、フラッグシップ機と同一のハードウェアで高画質を実現する1.5TMRI装置Vantage Elan。多彩な非造影アプリケーションや操作の容易性も相まって、1.5T装置において国内販売台数No.1を獲得。高性能とコンパクトを両立した装置として高い評価を得ている。
Olea Medical社との連携
最先端のソフトが利用可能に
同社は、世界トップクラスのMRIワークステーションメーカーであるフランスOlea Medical(以下オレア)社を2015年10月に買収。世界180施設で導入され、最先端の解析処理ができる多くの特許技術を有するオレアとの連携により、ワークステーションVitrea上で、30を超える
オレア製画像解析ソフトが操作可能となった。頭部領域だけでなく、全身領域における定性・定量解析が高く評価されており、今後の相乗効果が大いに期待される。
X-RAY
ユーザの声から生まれた、
すべての人にやさしいX線装置。

使う人のことを第一に考えたスマートデザイン
2015年の発売以来、従来機種の倍の売上を記録している回診用X線装置Mobirex。本体幅56cmのスリムデザインと後輪2軸駆動で、限られたスペースでもスムーズな操作性を実現している。また、最大の特長は、自社製のワイヤレスFPDの搭載と、取り外し可能なタブレットPCオペレーションだ。撮影直後にタブレットPCを取り外し、装置から離れている医師に画像提示ができるので、救命救急の現場などでスピーディな診察をサポートできる。

(タリウム活性化ヨウ化セシウム)
シンチレータを採用した高性能の
東芝電子管デバイス株式会社製FPDを搭載。
量子検出効率が高く(DQE 70%以上)
感度が高いため、少ない線量でも
高精細な画像が得られる。

タブレットは超高精細3Mピクセルモニタ。
超高精細モニタでの画像確認だけでなく、
ワイドモニタへの出力にも対応。


オートピクセル機能が向上し、
従来の上下水平方向だけでなく、
回転方向の補正が可能になった。
新Rite Editionで画質、線量、操作性を最適化
X線アンギオ装置Infinix Celeve-i INFX-8000Cは、検査フローを改善する画像情報連携システムImage Guided Therapyや同社独自の技術により、カテーテルインターベンションに関わる全ての方に安心と優しさを提供する。新機能として、DSA画像のマスクずれを自動的に軽減するオートピクセルシフト、手技の質を保ちつつ線量低減が可能なROI Fluoro、VitreaでDTSデータが簡便に管理できるVitreaDTS情報管理などが登場。画質、線量、そして操作性の最適化を図るRite Editionとしてさらなる進化を遂げた。
また、高速回転撮影機能も強化。Wスライドアームによって最速80°/秒での高速回転撮影を実現し、撮影時間を短縮。息止め時間の短縮や造影剤の低減が可能となり、患者の負担を軽減する。
ULTRASOUND
販売開始から50年!
驚きと感動を、これからも。


見えなかった、微細な流れを描出
同社独自の血流イメージングで、モーションアーチファクトを除去。微細で低速な血流描出も可能になった。さらに“Smart 3D”では立体的な血流の評価ができ、より客観的で臨床価値の高い血流観察を実現している。

右:Propagation(到達時間等高線)表示
組織の硬さを画像化
プローブを静止した状態で、組織を圧迫せずに組織の硬さを画像化できる。プッシュパルスを用いることでせん断波の伝搬速度をカラー表示。同社独自のプロパゲーション(到達時間等高線)表示で、さらに診断の信頼性が高まる。

CTまたはMRI画像を超音波断面画像に合わせて同時表示できるアプリケーション。超音波画像における関心部位を他モダリティ画像で同時に観察することにより、従来以上に安全で確実な処置が可能となる。

ピンク:スキャン断面との交点
生検時において生検針の超音波イメージガイドは重要な位置づけだ。同アプリケーションは位置センサーをプローブと針に取り付け、仮想穿刺ラインを表示。針とスキャン断面との位置関係を色によって認識できる。
NUCLEAR MEDICINE
早期診断で、認知症やがんに苦しむ
患者さんと家族を減らしたい。

患者にやさしい高画質TOF PET装置
高性能検出器SUREFLiGHT Detectorにより、クラス最高のTOF性能を実現。コントラスト・均一性に優れた高画質画像の提供が可能になった。また、900mmのラージボアにより圧迫感のない快適な検査環境を提供する。

左:2検出器型装置 右:GCA-9300A
世界No. 1のSPECT画像を追求
3検出器を採用することで、1.5倍の収集効率を実現(対汎用2検出器)。圧倒的な高解像度でSPECT診断の信頼性を大幅に向上させる。
RADIATION THERAPY
安心・安全な放射線治療へ。
陽子線治療でさらなる進化を。


高品位ビームで効率的な大線量照射が可能
リーフ最大漏洩線量0.5%の高遮蔽率で、正常組織への線量を低減するマルチリーフコリメータを搭載。5㎜幅リーフを160枚有し、広範囲のターゲットも一度で照射できる。さらに線量率を高める技術で治療時間の短縮も実現している。
4次元で腫瘍位置を確認
照射前も照射中も腫瘍の位置を確認できるので、安心して線量投与を行える。

治療技術
同社では自走式大口径CT Aquilion LBとElekta社製リニアックの同室設置を実現。優れた低コントラスト分解能イメージを高速で捉え、画像誘導放射線治療に利用できる。導入施設ではマーカレスかつ高精度な体幹部定位放射線治療(肺/肝臓)や、腹部領域(膵臓等)の放射線治療が実施できるという。
IMAGE NETWORK SOLUTION
シンプルな使いやすさと
高性能を追求。

治療用RISソリューションをフルモデルチェンジ
従来の技師向けシステムから、医師、看護師、技師などが共通して利用できる新しい情報管理システムに刷新。患者の治療履歴の共有や、治療計画の共有ができるほか、職種別に用意したメニューで必要な機能を呼び出しやすくしている。蓄積データを活用することで、法定帳票などを簡単に出力することもできる。
マウスひとつの直感操作で乳腺診断をサポート
デジタルマンモグラフィをモニタ上で読影するために必要な機能を備えた画像ビューア。過去の読影との比較診断がマウスひとつで簡単にできるなど、シンプルで使いやすい機能を備えている。
Pe・ru・ruの検査マーカをビューアで表示HEALTHCARE IMAGING INFORMATICS
最新のVNA技術により、
ベンダーを超えた医療情報の統合を。
統合されたあらゆる情報の一括参照が可能
安定性・実用性の高いVital社の技術
さまざまなシステムに分散管理されている医療情報を効率的に活用するために、VNA(ベンダー・ニュートラル・アーカイブ)ソリューションの日本向け最適化を進めている。このソリューションは、米国Vital Images社(同社グループ*1)が米国を中心に販売展開しているものだ。ベンダーの壁を超えた情報統合によって、チーム医療におけるコミュニケーション向上のみならず、業務効率化とリスク回避、そしてコスト抑制を実現するという。
あらゆる情報をひとまとめに – – – – – – – – – – – – – – →
病理画像、DICOM画像、ドキュメントなど、多くの医療情報をまとめて管理運用できる。
導入、運用コストの抑制
既存システムの継続活用による初期導入コスト抑制。ムダの無いアーキテクチャで必要最小限構成での運用が可能。
ノンストップでメンテナンス – – – – – – – – – – – – – – →
可用性の高いアーキテクチャにより、システムを止めることなく拡張可能。長時間の連続運転ができ、高い信頼性を長期にわたって維持できる。
Vital Images社は、ヘルスケアビジネスで20年以上の実績を持つ医療画像処理ソフトウェアのパイオニアだ。
2011年に東芝メディカルシステムズの完全子会社となり、互いの技術を高度に融合することで、グローバル市場で求められている先進の画像診断解析ソフトウェアやVNAなどのITソリューションを提供していくという。