超音波装置の新製品。コンパクトで手持ちタイプの超音波装置で、プローブもワイヤレスだ。同機は、主に関節や筋肉、靱帯、腱などの抽出に適した設計となっており、炎症などを迅速に診断する。
さらに、プローブは6 ～ 12 MHz の帯域をカバーし、Bモードのほかにカラードプラ、パルスドプラ、Mモードにも対応している。多くのポイントオブケア領域で使えるようあらかじめ部位別のプリセットが用意されているが、自分好みにカスタマイズしたプリセットの作成も可能だ。軽量設計ながら最大90 分間の連続スキャンが可能であり、内臓Wi-FiでiOSおよびAndroid端末に無線で接続して使用できるため、使い勝手もよい。超音波画像は端末に保存することもできるが、DICOMに対応しているためPACSへ送信することもできる。
