SOMATOM Force

RSNA2018 Report:確認用
2018.12.06

低被ばく、かつ短時間での撮影が可能なX線CT装置「SOMATOM Force」。注目したいのは、新たに搭載される「FAST 3D Camera」だ。FAST 3D CameraはCT検査におけるポジショニングを正確に、かつ効率よく行うためのワークフローを実現する。
FAST 3D Cameraは柱に支えられ、カメラは寝台の真上から被験者を見下ろす形で設置されており、ボタン一つで自動的に計測が始まり寝台の被検者の体形、位置、身長を3次元でキャプチャする。赤外線も活用できるため、被験者の服が厚い場合にも対応できる。さらに優れている点は、AIにより自動的にポジショニングを行い、被験者の寝ている方向を認識し誤りがある場合は正しい方向に誘導する点だ。ポジショニング不良による再撮影をなくし、かつ自動化させることで、検査者の負担が軽減され効率よく検査が行えることが期待される。

SOMATOM Force
寝台の真上に位置するFAST 3D Camera