Invenia ABUS

RSNA2018 Report:
2018.11.30

 今なお伸び悩む乳がん検診の受診率の低さ。加えて早期発見の障壁となる原因として、発達した乳腺構造により乳房領域が真っ白に覆われる「デンスブレスト」の課題が挙げられる。これは日本人を含むアジア人の乳房に高い頻度で見られ、マンモグラフィによる撮像では病変部が白く描出されるため、判別が非常に難しくなると言われている。こうした弱点を補い見落としを防ぐためにも、超音波との併用検査が重要だが、一方で超音波検査には熟練のスキルを要するのも課題である。 超音波検査に求められる高度なスキルを軽減させるために、Invenia ABUSには検診を行う人への気遣いが注がれている。Invenia ABUSは乳房用超音波検査に特化したテクノロジーにより、均一性の高い高画質イメージングと検査の迅速性を同時に実現した。タップ&スワイプ操作で直観的に操作できるタッチパネル・ディスプレイを搭載しており、ワンタッチの簡単操作でフルボリュームの乳房スキャンができる点に優れている。これらにより、超音波検査に必要な高度な検査者スキルのハードルは低くなり、誰でも検査ができるようになっている。

柔らかい曲線を帯びたスキャンヘッドが特徴的である