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RSNA2018 Report:確認用
2018.12.03

多くの機能を備えるSiemens Healthineers社製のワークステーション。特徴的なシネマティックレンダリング機能は、昨年度から陰影がブラッシュアップされ、更にリアルな造形が可能となっている。
シネマティックレンダリングは、得られた画像から3D像を作成する機能だ。骨部・軟部いずれにおいても適用できる。模型のような非常にリアルな造形・質感は勿論のこと、一部を透過させることで断面や内部を見ることが可能。ワンクリックでごく短時間で作成できることもあって患者に説明する際にわかりやすく伝えられ、また解剖学の教育現場における教材としても活用されている。
あらゆる角度からリアルに観察できるというアドバンテージは同じながら、3Dプリンタで立体物を出力するより遥かに手軽で素早い。画像処理の精密さを極めることで、画像ならではの強みを最大限に発揮させうるワークステーションだ。

表面は勿論のこと、断面も精密に再現。
他にも使い勝手のいい機能が揃っている。
こちらでは複数の画像において肋骨の位置を対応させて表示している他、
肋骨を広げて表示することで状態の確認もしやすい。