MAGNETOM Lumina

RSNA2018 Report:
2018.11.30

 BioMatrixを搭載した最新型3T MRI。
 患者ごとの体型の違いにも幅広く対応し、呼吸情報を自動認識する「BioMatrix “Sensors”」、テーブルサイドからの操作で必要な情報を設定してすぐ検査に移行できる「BioMatrix “Select&GO”」など、先代機種MAGNETOM Vidaの特長を数多く継承した。
 その上でSiemens Healthineers社独自のTurbo Suite搭載による高速撮像で、検査が更に効率化されている。Turbo Suiteは高速撮像のための機能のパッケージであり、今回展示のMAGUNETOM Altea、MAGNETOM Solaを合わせた3機種全てに搭載されている。高密度コイルとパラレルイメージングによって迅速かつ高解像度の3Dイメージングが得られ、Compressed Sensingと併用すれば50%に及ぶ検査時間短縮が図れる。整形の領域など異なる断面ごとの撮影が必要な場合でも短時間で検査を追えることが可能だ。Turbo Suiteはハードウェアを変更せずとも搭載できるプラットフォームとして開発を続けていくという。
 より多くの患者に高速かつ効率的、そして負担も少ない検査を行える、高水準な機能を備えた一台だ。

MAGNETOM Lumina
Turbo Suiteを用いれば、50%を超える検査時間短縮が可能。勿論画質も高解像だ。