Discovery IGS 7OR

RSNA2018 Report:
2018.11.30

 天吊式でもなく、床置式でもない、「自走式」という新発想の同社の多目的X線撮影システム。
 自走式のため、天井懸垂式や床固定式と違い、手術室の理想的なレイアウトを実現することができる。
 更に、手術室において最も大切な安全性を重視し、「Anti-Collision System」を装備しており、自走時の周辺装置との接触時に走行を停止することができ、安全性と機能性の両立を実現している。
 また更に、Getinge製Magnusテーブルとの連動を強化し、手術中に使用する固定治具などのアクセサリーとCアームとの干渉を防止する機能が追加され、より安全な治療環境を拡大している。
 そのCアームは、ワンタッチで手術台から退避、及び挿入が可能であり、Cアームを頭側斜め方向から挿入した際でもイメージング時に有効な「Digital Rotation」機能を搭載。透視・撮影時において自動画像ローテーションを実現し、将来の手術手技の多様化にも柔軟な対応ができる。

天井レイアウトに制限を与えず、自在なレイアウトを実現できる。