今春からアメリカで開始された、施設のワークフロー向上のためのサービスビジネス。 メニューのTechnologist Selectorから、技師ごとに検査の写損率や線量をグラフで表示・確認できる。これによって施設の技師長が技師の指導や教育を的確に行いやすくなる。グラフは写損の原因や発生した部屋、部位など多岐にわたる分類で表示でき、原因究明や対策にも円滑に取り組める。多くのグラフを表示して比較できる一方、クリック1つで絞り込むと同時に他の表示情報もそのカテゴリのものに変更されるため、操作は極めてスマートだ。
提供予定の機能として、Reject Visualization Appがある。これは身体の部位をビジュアルで表示し、そこにヒートマップ状に写損率を表示することで、部位ごとの写損率をより直感的に確認可能なUIだ。
またスマートフォンから閲覧することができるのも大きい特徴で、空き時間などを利用して情報にアクセスし、スムーズに日々の振り返りができる。
開始から半年で600以上の施設が利用しているAero Remote Insights。より簡便な現状の問題把握と生産性向上のInsights(気づき)を可能とするこのサービスは、これから一層発展していくだろう。